Lispはなんとなくすごそうというイメージがあるけど、実際にはそれほどでもない。90年代位まではGCがあるというだけで、生産性X倍といえたのかもしれないが、いまは良い他の言語がたくさんあって、言語の日常的な使用例で差が特にあるとは思えない。 現代のプログラミングでは充実したライブラリの存在がますます重要になってきている。その点マイナー言語は苦労することが多くて、PythonやJavaでさっさと書けることにすごく時間がかかったりする。プログラミング言語はコンピュータで実行するものであるのと同時に、ほかのプログラマに読んでもらうための文字通りの言語だ。自分でいろいろ作るのも楽しいけど、仕事でどっちを使うかというとみんなが読み書きできて早く終わる方がいい。 プログラマの費やす労力のうちプログラミング言語そのものにかかっているのは一部にすぎない。プログラミング言語は一番目立つ位置にある――字面その