埼玉県警岩槻署などは15日、窃盗や準強制わいせつなどの疑いで、さいたま市岩槻区本町のリフォーム業経営、野本育男被告(41)=同罪などで公判中=を追送検した。平成16年10月~20年9月の間に、さいたま市などで計63件約340万円の被害を確認した。 調べでは、野本容疑者は8月4日深夜、岩槻区内の無職男性(66)宅に侵入し、現金約130万円を盗んだうえ、2階で寝ていた長女(38)にわいせつな行為をするなどした疑い。 野本容疑者は空き巣の合間に寝ている女性の体を触り、気に入った女性がいる家には繰り返し侵入してわいせつな行為をすることもあったという。家人に発見されると、「リフォームしませんか?」などと本業のリフォーム調査を装うこともあったという。 調べに対し、野本容疑者は「生活費がほしかった。好みの女の子がいるとむらむらする」などと供述しているという。