日豪両政府は12月下旬、外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開催し、安全保障関連法に基づき自衛隊からオーストラリア軍への弾薬の提供が可能となるよう、物品役務相互提供協定(ACSA)の改定に署名する方向で調整に入った。日本政府関係者が19日明らかにした。閣僚協議は12月20日前後に東京都内で開催する見通し。 トランプ次期米大統領がアジア・太平洋地域の安全保障問題にどう関与するかが不透明な中、日本政府はオーストラリアとの連携強化を、日米豪3カ国での安保協力にもつなげたい考えだ。 他国軍との物資や役務を融通し合うACSAは、日豪間で2013年1月に発効。 【共同通信】