自民会派を離脱し、新会派「新風自民党」設立を発表。記者会見を終えて手を取り合う(左から)木村基成氏、大場康宣氏、山内晃氏=東京都庁で2016年12月28日午後2時50分、宮間俊樹撮影 東京都議会の最大会派、都議会自民党の都議3人が28日、会派を離脱し、自民系の新会派「新風自民党」の結成を表明した。大場康宣(世田谷区、2期目)▽山内晃(品川区、1期目)▽木村基成(小金井市、1期目)--の3氏で、28日に高木啓幹事長に離脱届を提出した。3人は来夏の都議選に向け、小池百合子知事と連携するとみられる。 3人は都庁で記者会見。離脱の理由について、木村氏は「若手で自由闊達(かったつ)な議論をし、より都民感覚に近い判断をしたい」と述べた。一方「自民党の考え方を愛している。これからも自民党のために一生懸命働きたい」とも述べ、離党の考えはないことを強調した。