マーケティングを見直すというか考え直す上で、 ドラッカー「マーケティングの究極の目標は、セリングを不要にすることだ。」(1974年) セス・ゴーディン「マーケティングの大半は、実はスパムだ。」(1999年) というふたつの発言は無視できないと思っていて、じゃあその間になにがあったのかというと、当然のことながらネットなんて関係なくて、カラーテレビの普及と広告宣伝費の増加なんですよね。 (アメリカの事情に詳しくないので、ここから日本国内の話にすり替えています) 参考) 1975年(昭和50年) – NHKのカラーテレビ受信契約数が2000万件を突破 1976年(昭和51年) – カラーテレビの普及率は94%に達する 経済成長の後押しもあって、需要が供給を大きく上回っている時代においては、広告宣伝による刺激がどんどん消費を加速させますし、企業は他社よりも多く、より派手に消費者の意識を捉えようとし