11月10日 発売 価格:27,300円 株式会社キングジムは、テキスト入力に特化したデジタルメモツール「ポメラ」を、11月10日に発売する。価格は27,300円。 約370gのボディに、17mmピッチの折りたたみ式キーボード、ATOK(2007相当)を搭載し、PC並の入力環境を備えた点が特徴。液晶は640×480ドット表示対応の4型モノクロTFT液晶。電源はアルカリ単四型乾電池2本を使用し、20時間駆動する。Webページの閲覧やメールといったインターネット接続機能はなく、テキスト入力に特化している。キーボードはパンタグラフ式で、ノートPCと同等の打鍵感を目指したという。 入力したデータはテキストファイルとして、内蔵メモリまたはmicroSDカードに保存する。本体にはUSBポートを備え、PCと接続するとマスストレージとして認識。本体メモリとmicroSDカードのデータにアクセスできる。 1
15インチMacBook Pro(左)とMacBook。底面積のサイズはともに従来機種から変更されていない フルモデルチェンジとなったMacBook、MacBook Pro。高剛性で質感の高いアルミ削りだしのボディと液晶面のガラスカバーを用いた新製品の試用機が手元に届いた。短期間の試用ではあるが、そのインプレッションと性能について取り上げることにしたい。 試用したのは2.40GHzのCore 2 Duoを搭載するMacBookの上位機種、および2.53GHzのCore 2 Duoを搭載するMacBook Proの上位機種である。それぞれの構成はメモリ容量も含め、すべて標準スペックと同じだ。 ●高い性能と品質感 まず簡単な結論を先に述べておきたい。 NVIDIAの手によるGeForce 9400Mのパフォーマンスは、内蔵グラフィックスに対する偏見を払拭するに充分なパフォーマンスを備えている。
本誌の読者ならばご承知のように、先日、Intel Developer Forumがサンフランシスコで開催され、筆者も8月17日から米国に出発した。これがiPhone 3Gを連れて行く初めての海外取材(海外旅行)となる。 iPhone 3Gの海外ローミングにまつわる話は、いくつか断片的に伝えられてはいるが、もう少し具体的な例も含めながら、ソフトバンクで言うところの“世界対応ケータイ”としてのiPhone 3Gについて書き進めることにしたい。 ●事前に知っておきべきこと さまざまな記事やブログ、ソフトバンクのWebサイトなどで入手できる情報がほとんどだが、iPhone 3Gを海外で利用する際に知っておくべき基礎知識を、まずはひとまとめにしておこう。初めて海外ローミングで携帯電話を使う人向けに書いているので、やや冗長になっている点はご容赦いただきたい。 ・海外ローミングは申し込みが必要 iPho
ソニー製のリチウムイオンバッテリの回収が止まらない。デル製ノートPCのバッテリ炎上/回収騒動に端を発した問題は、ノートPC各社を巻き込み、とうとうソニー製ノートPCのバッテリ回収にまで至った。 この間、新聞などでは一貫してバッテリ問題をソニー全体の問題、不適切な事後対応といった視点で報道しているが、問題はそれだけではない。ソニー自身の対応にも問題があったことは言及せねばならないが、この問題を伝える側の知識、スキル、モラルなどの低さも、騒動を大きくした原因のように思える。 ●そもそもリチウムイオンバッテリは燃えるもの この連載の中でもリチウムイオンバッテリに関する取材記事を掲載したことがある。この時、取材先の日本IBM担当者が繰り返し話していたのが「リチウムイオンバッテリは、本来、燃えるもの」という話だ。 無機溶剤を用いるニッケル水素バッテリなどは、液漏れを起こしても、異常加熱をしても、発火
●ビジョナリーが夢見るのは数百年後の世界 数年先のPCや家電の規格とか、Webやケータイの新しいサービスとか。IT業界の大きなテーマが、本当はいかに小さいか、この人に会うとよくわかる。 “この人”とは、アラン・ケイ(Alan Kay)氏。メインフレーム主流の時代に、パーソナルでダイナミックなメディア「Dynabook(ダイナブック)」を構想し、先進的アイデアを詰め込んだワークステーション「Alto(アルト)」の開発でも中心的役割を担った伝説的人物。未来を予測する最良の方法は未来を発明することだとの名言を自ら実践してきた、最高のビジョナリーの一人だ。 だが、著名な学者やビジョナリーの中でも、ケイ氏はちょっと毛色が違うように思う。米国のビジョナリーには、起業したり企業の顧問になったり、あるいは自分の大学への企業の寄付集めに熱心だったりと、ビジネスと深い関わりを持つことで自分のアイデアの実現を図
先週、久々に日本通信・最高財務責任者の福田尚久氏にお会いした。この連載の読者には“プリペイド方式の無線通信パッケージ「b-mobile」を販売している会社”と紹介する方が分かり易いかもしれない。 福田氏は'93年からアップルコンピュータジャパンに所属し、その後、日本でのマーケティング能力を買われ、スティーブ・ジョブズ氏がAppleにCEOとして復帰した際に米Apple Computer本社のボードメンバーとして招集された人物。その後、Appleが復活への道を歩むことになった戦略の一部も担当していた。製品としては初代の15型PowerBook(Titanium)とiPodの企画、事業戦略面ではApple直営店(その後のApple Store)の基礎を作り、戦略を推し進めた。 同氏の話を聞いていると、なぜ近年のAppleがここまでの見事な復活を果たしたのかが見えてくる。今の若い世代のApple
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く