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書評と新聞に関するt2-newsのブックマーク (13)

  • 新たなビジネスモデル…探し続けてこの手の本を読みあさるも消化不良に

    新聞・TVが消える日 著者 猪熊健夫(集英社新書)735円 「あまり大したこと書いてないな」と勤務先の社長が評していたのですが、借りて読んでみたところと、やはり消化不良かなぁという感想を持ちました。 うわっけらの取材というか、多くの文献から引用したものに自らの考察を加えたものなので、自身の体験から問題点を提起されて解決へのヒントを提示してくれるというものではありません。 著者は新聞社出身ですが「映像ビジネス」が専門ということで、テレビ関係の方は詳しく書かれていると思いますが… 第2章の「巨大サイトへのニュース提供が禍根を残した」のところで、「紙」離れの原因をポータルサイトへのニュース提供であると断言し、結果的に広告収入もを横取りされていると指摘しています。 ヤフーやグーグルのポータルサイトにニュース記事を配信しなければ、新聞の部数が伸びるのかというと大いに疑問があるところですが… 大手ポー

    新たなビジネスモデル…探し続けてこの手の本を読みあさるも消化不良に
  • 読書:「シビックジャーナリズムの挑戦 コミュニティとつながる米国の地方紙」(寺島英弥 日本評論社) - ニュース・ワーカー2

    シビック・ジャーナリズムの挑戦―コミュニティとつながる米国の地方紙 作者: 寺島英弥出版社/メーカー: 日評論社発売日: 2005/05/20メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (8件) を見る 著者は仙台市に社を置く河北新報記者。2002年8月から03年3月まで、フルブライト研究員として米国に滞在中に出合った「シビック・ジャーナリズム」(人によって「パブリック・ジャーナリズム」とも呼ぶそうです)の報告を中心にした一冊です。シビック・ジャーナリズムとは著者の言葉を借りれば「新聞が読者とのあいだの距離を縮め、交わり、たがいにかかわりあい、ともにつくる『場』となる―。シビック・ジャーナリズムは一言にすれば、従来の新聞のあり方を変えるアイデアであり、一九九〇年代はじめ以来、全米の新聞の五分の一以上が実践しているという運動だ」(「はじめに」よ

    読書:「シビックジャーナリズムの挑戦 コミュニティとつながる米国の地方紙」(寺島英弥 日本評論社) - ニュース・ワーカー2
    t2-news
    t2-news 2009/01/26
    記者は新聞社という一企業の社員としての側面が強く、社会的な存在としての「新聞記者」の職能は実は確立していない、とわたしは考えています
  • M・Focus : 「記者魂 キミは社会部記者を見たか」

  • 「中立」新聞の形成~朝日新聞と政府の密約 - 情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

    知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう 一度紹介した有山輝雄さんの「『中立』新聞の形成」には、朝日、毎日という現在の日の比較的、監視機能を果たしていると思われる全国紙の恐ろしい出自について詳細に紹介してある。「中立」の意味を考えるためにも、ぜひ、お読みください。 同書によると、朝日新聞は、1870年台後半から1880年台前半にかけて盛り上がった自由民権派新聞の反政府的言論に対抗するために、政府が考えた言論制作によって生み出されたという。 半官の新聞に補助金を与えて育成し、これらの新聞には政府を直接代弁させるのではなく、場合に応じて「沈黙の自由」を認め、外面での中立性を維持させるという高等政策だったという。公然たる政府御用新聞は、その定評のゆえにかえって影響力の限界があり、一見不偏不党的立場をとっている新聞を陰から育成するこ

    「中立」新聞の形成~朝日新聞と政府の密約 - 情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

    t2-news
    t2-news 2008/01/01
    社会部というのは社内では一つの権力で、それを十分意識せずに「社会部に行きたいです~」などといっているやつは、すでに体制派にのまれている。亜流に反骨精神が宿るのはまあ、当然か。
  • 新聞社―破綻したビジネスモデル ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書) 作者: 河内孝出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/03メディア: 新書購入: 4人 クリック: 93回この商品を含むブログ (105件) を見る 出版社/著者からの内容紹介 新聞という産業は今、様々な危機に直面している。止まらない読者の減少、低下し続ける広告収入、ITの包囲網、消費税アップ、特殊指定の 見直し----そして何より、金科玉条としてきた「部数至上主義」すなわち泥沼の販売競争は、すでに限界を超えている。いったい新聞は大丈夫なのか。生き残る方策はあるのか。元大手紙幹部が徹底的に解き明かす、新聞が書かない新聞ビジネスの病理と、再生への処方箋。 毎日新聞社の常務取締役(営業・総合メディア担当)を2006年に退任したばかりだという「新聞社の中枢部にいた人」のとしては、かなり生々しい数字にまで踏み込んで「新聞というビジネスモデルの破

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  • 原子力爆弾の悲劇 二度と戦争を起こしてはならない

    新聞労働者の8月6日「消えたペン」 著者:中国新聞労働組合(汐文社)1,500円 1945年8月6日、広島に原子力爆弾が投下され多くの命が失われた。その中で新聞労働者も多くの命を落とした。中国新聞労働組合の調査によると新聞および通信社で働く126名が亡くなったとされる。 中国新聞労働組合が原爆で亡くなった新聞労働者の人生を知ることで、不戦の思いをあらためて確認しようと73の遺族に取材をし、当時の様子を後世に伝えようと発行された一冊。 戦時中の新聞は大営発表をそのまま報道し、国民に大きな惨禍をもたらした過ちを深く反省し、二度と戦争のためにペンやカメラを持たず輪転機を回さないと誓った。敗戦から61年経ったいま、新聞のスタンスはどうだろう? 広島に投下された原子力爆弾の悲劇。戦争による唯一の被爆国として平和を訴えなければならない責務をあらためて感じる。

    原子力爆弾の悲劇 二度と戦争を起こしてはならない
  • 労働組合の役割とは何か? 書く側と書かれる側を内部から検証!

    岩城ゴルフ場問題・虫けらの魂 内側からの報告―報道の姿をめぐって― 編集・発行:秋田魁新報労働組合 350円 1987年10月、秋田魁新報社出身の市川雅由氏が岩城ゴルフ場(秋田魁新報の関連会社)の改修工事をめぐる新聞社と行政の癒着を告発した小説「虫けらの魂」を、同社労働組合が自社の報道姿勢を検証した報告書。 「同社首脳が県に強引に予算化させ、来ゴルフ場が施工しなければならない工事を県単独事業として行わせた」という市川氏の告発によって、全国紙が相次いで同社と県側との癒着を報道する中、組合員がこの事態にどう対処してきたのか…その葛藤を労組役員が記している。 同社経営陣の責任は免れないが、「新聞社を叩く」ことに固執した同業者が、事実を大きく捻じ曲げて報道したことにも言及。ノンフィクションライター佐野眞一氏に対しても「虫けらの寄生虫」と称して反論をしている。また事実を歪曲して報道するメディアに対

    労働組合の役割とは何か? 書く側と書かれる側を内部から検証!
  • 見えづらい新聞の評価基準

    ネーダー機関 米国新聞へ挑戦する -読者による新聞改革- 著者 ラルフ・ネーダー(訳者)酒井 幸雄(学書房出版)1,300円 アメリカ消費運動の旗手ラルフ・ネーダーとディビット・ボリヤーがネーダー機関を動員して“新聞の虚像”を赤裸々なものにし、これまで、どこからも試みられることがなかった「読者による新聞改革運動」を提唱した書籍。アメリカの新聞経営者に「新聞王国への挑戦状」として書かれたものを日版にまとめたものである。 アメリカ新聞産業の実態への批判、新聞権力への挑戦をその責任体制まで追及した構成になっているが、日人は何となくアメリカの新聞を「正義の象徴」であるかのような神話化されたイメージ持っている。それはベトナム戦争機密文書の報道やニクソン元大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件に代表されるワシントンポスト紙やニューヨークタイムズ紙のブランド力にも影響されているのだろう。しかし

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  • もはやジャーナリズムの風上にも置けない日本の新聞 - 無量大数 - 10の68乗の世界

    堕落しきったプレス。それはもはやジャーナリズムの風上にも置けない存在である。もはや第4の権力どころか政権党の犬以外のナニモノでもない。 非常によくまとまった↓もあるようなので買ってみようと思う。中川秀直だの山一太だのがいかに腐った存在であるかもわかるはずだ。 http://www.bekkoame.ne.jp/~rim/Topic_book/shinbun-giman.html

    もはやジャーナリズムの風上にも置けない日本の新聞 - 無量大数 - 10の68乗の世界
    t2-news
    t2-news 2006/05/16
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  • 合理化に精を出した結果、読者を失った地方紙

    マスコミ黒書 著者:日ジャーナリスト会議(労働旬報社)480円 1968年初版発行。サブタイトルが「マスコミの黒い現実を告発する」とあるように戦後から60年安保までの日のマスコミが伝えてきた真実とは何か?を検証する告発。国民の知らないところで真実の情報が消されている様を古在由重(哲学者)、城戸又一(大学教授)、塩田庄兵衛(大学教授)の3氏を中心として、新聞、放送、出版などマスコミ全般に渡るマスコミ労働者の苦悩と歴史とそのメカニズムに触れながら、商業化したジャーナリズムの質を追求している。 「真実の報道を通じて新聞を全国民のものとする努力は、いま新聞労働者の日常の活動とならなければならない。新聞を通じて戦争の危機を防ぎ、平和と民主主義を守り、国民の生活向上のために現在の新聞労働者が果たすべき責任は重大であり、われわれに対する国民の期待は極めて強い。われわれは新聞を独占資が国民を収奪

    合理化に精を出した結果、読者を失った地方紙
  • ブログは新聞を殺すのか

    書籍というより週刊誌の紹介を! 勤める会社で取り扱っている「ニューズウイーク(日版)」を定期購読しているのですが、昨日届いた3・15号の特集は「ブログは新聞を殺すのか」。時事通信の湯川さんが書いた「ネットは新聞を殺すのか」のパクリ?と興味津々ページをめくってみました。 ネットの急速な進化が名門ニューヨークタイムズをも存亡の危機に。激動の最前線アメリカからニューメディアの未来について「ブログは新聞を殺すのか」、「紙のニュースが燃え尽きる日」、「市民メディアの夜明けが来る」の3部構成で報告されています。 新聞の王座を脅かすブログと巨大ポータル。アメリカの日刊紙の発行部数は80年代からその落ち込みに歯止めがかからず廃刊する地方紙も多いーとデータをもとに分析。「EPIC2014」の説明も掲載されています。 「ニュースの価値判断が新聞の未来を左右する」と新聞の可能性について触れている箇所を引用しま

    ブログは新聞を殺すのか
  • 売れる見出し? 新聞紙面は勢いじゃないのだ

    「虚報」の構造 著者 真神 博(文芸春秋)1,300円 新聞はなぜミスリードをするのか? 昨年は、大分虚偽報道が相次いだ。おおよそ記者の処分で、その捏造記事(虚報)をご破算にする新聞社なのだが、その根底にある「いいや書いてしまおう」という発想は何故?生まれるのだろうか。 なだしおー第一富士丸衝突事件や戸塚ヨットスクールの集団リンチ事件では、虚偽の証言を鵜呑みにした新聞記者の実態と真実追求を怠った新聞社の取材体制の足りなさを指摘。ベトナムの二重体児(ベトちゃん・ドクちゃん)を救え!というマスコミのキャンペーンを実は政治家が利用していたことなどを追及。さらに、強盗を追走して逆に刺殺された大学生の報道をめぐって、実は「死因はいくつもの病院をたらい回しにされたことによる出血多量によるもの」であることが判明。事件を美談化するマスコミの報道姿勢を検証している。 この書籍は17年前に書かれたものだが、そ

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