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2006年2月19日のブックマーク (6件)

  • ハコフグマン: 電波利権

    仕事のあい間に、池田信夫氏の「電波利権」(新潮新書)を読む。"日最大の既得権益集団はテレビ局である。"という刺激的な帯だが、別に放送局批判が主眼ではない。電波行政を振り返って、その失敗の歴史をつぶさに検討する内容だ。ハイビジョン開発に巨費を投じたあげく、結局世界標準にすることができず巨額の受信料、税金をどぶにすてたことなど、結局、高い技術力を持ちながら、放送・通信行政や業界に戦略が無くて失敗している様子がよくわかる。通信分野の先行きを考える上で、勉強になる内容だ。 携帯電話業界なんかは、電波を1割くらいしか使用していないのに、全体の93.4%もの電波利用料を払わされているらしい。とても不公平な構図で、放送局のような既得権益を握った組織は、電波利権にただ乗りをしてきた。つまるところのそれは携帯電話の高い使用料金となって、ユーザーが知らずに負担させられている。携帯電話業界はもちろん行政に抗議

  • livedoor ニュース - 実録!日テレ「ザ・ワイド」によるマスコミ被害(1)

    実録!日テレ「ザ・ワイド」によるマスコミ被害(1) 2006年02月14日07時28分 / 提供:PJ 【PJ 2006年02月14日】− ぶしつけな取材方法や、取材される側の意にそぐわぬ番組編成など、テレビのワイドショーによる「マスコミ被害」が深刻化して久しい。そんな中、ライブドア事件で記者自身が日テレビ系列28局全国ネットで放送されている「ザ・ワイド」によるマスコミ被害に遭遇した。同番組は司会者に良識派の草野仁氏を据えるが、現場を監督するプロデューサーや、その下で働くディレクターの横暴ぶりは目に余るものだった。また、抗議に対して、日テレからは誠意ある回答も得られなかった。「ザ・ワイド」によるマスコミ被害の実録を紹介しよう。  ことは2月6日午後14時51分、日テレビ「ザ・ワイド」のディレクターからPJニュース宛の1通のメールから始まった。記者が雑誌の「週刊現代」に書いた記事の件で

  • 佐藤秀の徒然幻視録:情報のデフレ、インフレ?

    FIFTH EDITION:ITネットワークのインフレとデフレ 現実世界の経済ネットワークにおいては、ノードとは製品・サービスであり、リンクが貨幣となる。あらゆるノードは、貨幣というリンクによって結ばれており貨幣によって、その交換が速やかに行われる体制を取っている。 当にそうかな? ノード(HPやブログなど)が製品・サービスとしても、リンクが貨幣に相当するとなぜ言えるのか? 貨幣には交換機能、価値保蔵機能、価値尺度機能がある。 リンクにしても、リンクを辿ってのアクセスも、そのような貨幣の持つ機能を有していない。 交換機能はあるだろ、とツッコミが入るかもしれないが、リンクそのものが商品・サービスの交換を媒介するわけではない。例えば、トラックバック(TB)と、TB返しを考えると、TBの送信者は既に相手の商品=ブログの記事を閲覧(購入)しており、黙って閲覧しても相手から「TB寄越せ、ゴルァと怒

  • 共謀罪反対 THE INCIDENTS (Alternative Version): 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ(23)道警追及Ⅸ

  • 共謀罪は修正すれば許容できるか?: 法と常識の狭間で考えよう

    2月14日、与党側が民主党に対して、共謀罪についての修正案を初めて提示したと報道されている(東京新聞の記事)。これによって、昨年秋の特別国会に3度目の上程をされ、継続審議とされていた共謀罪の新設を含む組織犯罪処罰法等の改正案(以下「共謀罪法案」という)の成立に向けた今通常国会での動きが始まった。 報道などによると、与党の修正案は、(1)適用対象の限定と(2)何らかの準備行為があったことを共謀罪の構成要件に加えることの2点のようである(もっとも、与党関係者によると、この修正案が与党としての最終的な提案ではないようである)。 情報流通促進計画さんbyヤメ記者弁護士さんのブログには与党案の原文が掲載されているが、それによると、適用対象の限定については、「団体の活動」の後に括弧書きで、「その共同の目的がこれらの罪又は別表第一に掲げる罪を実行することにある団体である場合に限る。」との文言を挿入する案

    共謀罪は修正すれば許容できるか?: 法と常識の狭間で考えよう
  • 囲まれているのはそっちだろう。-----今井ブログの出来事を見て。 - BigBang

    若年層の正社員採用がほとんどない世の中である。もしかしたら、同じような経験をしたことがあるのかもしれない。じっとトレイを持ったまま辛抱強く待っている若者の集団に「みんな意外に優しいなあ」などと思ってしまった。 日人は優しいのではないか、と思うことがよくある。それに辛抱強い。大したものだと思うのは、ハプニングがあったときにも、そう簡単に声を荒げることはない。もちろん例外はいるが。多くの場合、辛抱強く待ち、時にはそのトラブルの主に何とか手を貸せないものかと思案していたりする。外国人がみな優しくないなどと言う気は毛頭ないが、老若問わず、耐えて方向を探る国民性なのだろうなあと思う。もちろんこれも良し悪しなのだが。 さて、しかし。しかしである。話は甘いままでは終わらない。 互いに顔が見え、年がわかり、互いの困難が見える範囲で優しい国民性も、匿名になったとき優しいままでいるとは限らないようだ。以前に

    囲まれているのはそっちだろう。-----今井ブログの出来事を見て。 - BigBang