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ブックマーク / blog.livedoor.jp/lalha (9)

  • 珠玉のエンジニアリング冒険譚 〜 書評「Engineers in VOYAGE 事業をエンジニアリングする技術者たち」 : 小野和俊のブログ

    VOYAGE GROUP CTOの小賀さんから書を送っていただき、読了。 ひとことで言うなら、書は「俺たちはこんなに綺麗にうまくやっている」というベストプラクティスと自慢のとは対極にある、「こんな課題がありました。それに対して俺たちはこうやって向き合ってきました」という、エンジニアたちの生々しい戦いの実録だ。 そんな書にはところどころに、言葉を見ただけで身体の内側から胃をグッと握られたような、少し内臓が重たく感じられるような表現が出てくる。 「とりあえず使ってみる文化」(p.11)、「ついカッとなってパッチを投げまくっていた」(p.25)、「短期間にブルドーザーのようにコードの削減と整理をする腕力」(p.26)、「オブザーバビリティを高めることに注力」(p.35)、「全員がフルサイクル開発者」(p.60)、「重要なのは切り戻しできるかどうか」(p.70)、「レガシーシステムと戦う決

    珠玉のエンジニアリング冒険譚 〜 書評「Engineers in VOYAGE 事業をエンジニアリングする技術者たち」 : 小野和俊のブログ
  • 「ソフトウェア・ファースト」を読むべし : 小野和俊のブログ

    10月初めに著者の及川さんより「ソフトウェア・ファースト」を送っていただいていたのだが、つい先日まで仕事が立て込んでおりずいぶんと読み終わるのが遅くなってしまった。極めて良著だった。 とりわけ私にとっては、問題意識や取り組みの方向性があまりにも自分と一致しすぎていて、「いや、当にそう。それでいまこういうことをやってるのよね。」と一致の程度が高すぎて読んでいてところどころで共感の気持ちが声として漏れ出てしまう内容であった。むしろ違和感があまりにもなさすぎて、危険だとさえ感じた。共感の程度が高すぎると、自らが肯定されたような気分になり、このままで良いのだろうかという迷いから生まれる自省的考察から自らを遠ざけることがあるからだ。 私がクレディセゾンに来たのはまさにこれが理由だ。 自分でアプレッソといベンチャーを立ち上げてきたし、DataSpiderというプロダクトも生み出した。だが、あるときか

    「ソフトウェア・ファースト」を読むべし : 小野和俊のブログ
  • SIについて私が思ったこと。そしてSIerにおけるモダン開発について : 小野和俊のブログ

    ひとことで言えば、「レビュー文化は良くない」ということになるだろうか。 Slack導入、そして同時期に開始した服装の自由化、バイモーダルという考え方の浸透、AIやブロックチェーンを活用したPOC等の取り組みによって、SIerとしてのセゾン情報システムズは、社内の雰囲気もずいぶんと変わってきた。 しかし、こうした取り組みだけではどうにもならないものも少なからずあった。 そのひとつは、「悪い報告がしづらい」ことだった。 これは他のSIerでも同様のことが多いのではないかと思うが、問題プロジェクトに認定されると、品質管理部のモニタリングが強化されたり、第三者によるプロジェクト監査が始まったり、経営会議での定期的な報告が求められたり、何をやっているのかとレビューでこっぴどく叩かれたり、、、。 そうした責任感から、遅れをキャッチアップできるよう少しでもがんばろう、と励まし合う中で、それなのに四方から

    SIについて私が思ったこと。そしてSIerにおけるモダン開発について : 小野和俊のブログ
  • SlackをSIerに導入した話。そしてSIerの未来 : 小野和俊のブログ

    Slackを入れるとSIerはどうなるのか?」 しばらくブログを休んでいたので少しだけ自己紹介をしよう。アプレッソというベンチャー企業を立ち上げて、セゾン情報システムズという会社にexitした。そしていまはアプレッソの社長として仕事をする傍ら、セゾン情報システムズのCTOの仕事もしている。どちらかというといまはセゾン情報の仕事の比重が高いから、リアルの世界では「セゾン情報の小野」と思っている人の方が増えてきていると思う。 「このままでは、SIに未来はない。だから変わらなければならない。」 「当社の社員は言われたことしかできない。」 SIerの経営者と会話していると、よくこんな言葉を耳にする。 自分たちの未来を悲観している人たちが、未来を明るくできるのだろうか? だから私は、喜びと驚きのポジティブスパイラルで、SIerはどんな風に良くなるのか、壮大な実験をしてみようと思った。 その第一弾と

    SlackをSIerに導入した話。そしてSIerの未来 : 小野和俊のブログ
  • シリコンバレー企業の「フォーカスする」文化 : 小野和俊のブログ

    先週は久しぶりにシリコンバレーに行ってきた。 訪問先は大きく2つあり、ひとつはシリコンバレーで勢いのある企業。 もうひとつはシリコンバレーで活躍する日エンジニアだった。 ・先月ニューヨーク証券取引所に上場したZendesk ・企業向けオンラインストレージを提供しIPO申請中のBox ・YCombinator出身のAllan氏率いるインキュベーターRun Way ・「日を代表するビッグデータ技術者集団が米国で起業」のTreasure Data ・「10年連続10万行の男」の石黒さんのIP Infusion 日エンジニアとしては ・Twitterの川さん ・Twitterの中川さん ・Facebookの松信さん ・Treasure Dataの太田さん ・IP Infusion石黒さん にお会いしてきた。 訪問の際のディスカッションの詳細はNDAもあり書けないのだが、全体を通じて印象

    シリコンバレー企業の「フォーカスする」文化 : 小野和俊のブログ
    t2y-1979
    t2y-1979 2014/09/28
    文化かぁ、行ってみたい
  • 成長のためのリセットボタン : 小野和俊のブログ

    東急ハンズの長谷川さんがブログで印象深いエントリを書いていた。 東京渋谷: 成長のためには、リセットが必要だ。幼稚園、小学校、中学、高校、大学と「新米」と「最年長」を5回くりかえす。問題は、社会人になって、このサイクルが、1回しかないことだ。 大学4年生は、大学1年生をつかまえて、「子供だな〜」なんて、いうけど、社会人になったら、ペコペコだ。 社会になっても、このシステムがあれば、もっと、よい組織であり、会社になると思う。 私は、何歳であろうとも、役職がなんであろうとも、自分がなんていう会社に勤めていようとも 「フラットでいること」 が大切なんだなと思っている。 東京渋谷: 成長のためには、リセットが必要だ。幼稚園、小学校、中学、高校、大学と「新米」と「最年長」を5回くりかえす。問題は、社会人になって、このサイクルが、1回しかないことだ。 以前、「初心者であり続けること」というエントリを書

    成長のためのリセットボタン : 小野和俊のブログ
    t2y-1979
    t2y-1979 2011/10/25
    新しい職場へ行く度に gkgkbrbr しながらどうしようって思う
  • 「太くて長いオレの2」が激しく面白い件 : 小野和俊のブログ

    先日、ブラウザ三国志の同盟チャットで同盟員が「オレ、今このゲームやってるんですけど、かなりいいですよ」と発言していたので、ふーん、どんなんだろうという軽い興味でWebサイトを覗いてみたのだった。Flashゲームでなんかマウスのボタンを連打して敵を倒していくのか、フムフム。ピコピコ、ボーン、あれ……結構気持良いかも。あ、ボスが出てきた。死んだ!もう1回チャレンジだ!!あれあれ、これはかなり楽しいかも?いや、これは……メチャクチャ楽しい。 太くて長いオレの2 というわけで早速画面キャプチャをご紹介。 まずはタイトル画面。それにしても何というなんというタイトル……(笑 戦闘シーン。初代ゼルダの伝説を思い出します。 アイテム装備画面。最初はこのくらいの「太さと長さ」だった剣が成長していくと…… こんな風になります。あまりにも「太くて長く」、もはや剣の形をとどめていません。一振りすると画面全部の敵に

    「太くて長いオレの2」が激しく面白い件 : 小野和俊のブログ
    t2y-1979
    t2y-1979 2011/03/25
    確かにやってみたらおもしろかった
  • 小野和俊のブログ:Gmail における .(ドット/ピリオド) と +(プラス) の扱いの不思議

    私の Gmail アカウントは kazutoshi.ono@gmail.com なのだが、次のようなアドレスにメールを送っても、私のところにメールが届く。 kazutoshiono@gmail.com (ドットなし) kazu.toshi.ono@gmail.com (ドットを増やす) k.a...zu.to..shi.ono@gmail.com (ドットをさらに増やす) kazutoshi.ono+hoge@gmail.com (プラスマークを使う) kazutoshiono+hoge@gmail.com (ドットとプラスの併せ技) .(ドット/ピリオド)は無視される +(プラス) から @ までは無視される この仕様について検索してみると、 「登録する場所によってメールアドレスを切り替えてフィルタリングするのに有効。例えばオンラインショッピングで登録するアカウントには kazutosh

    小野和俊のブログ:Gmail における .(ドット/ピリオド) と +(プラス) の扱いの不思議
  • 福岡の夜 (shi3zさんとの喧嘩) : 小野和俊のブログ

    8/5から三日間、昨年に引き続き、九州大学非常勤講師として高度ICTリーダー特論という大学院の授業で福岡に来ている。この授業では、日の大企業からはNECのシステム開発部長の池上さん、国際的なリーダーシップということで東京海上で世界中を飛び回っている牧野さん、外資系企業のマイクロソフト楠さん、ベンチャー企業のUEI shi3zさんと私、経産省の境さんと、様々な立場の講師がプレゼン、パネルディスカッション、グループワークなどに参加しながら授業を進めるというなかなか面白いタイプの授業である。 こうした諍いのことをネットに書くのもどうかとも思ったのだが、リーダーシップを論じるために呼ばれた講師同士が飲み会で喧嘩、ということになると、授業そのものが駄目なリーダーの見市のような様相を呈してしまうため、私たちが何を議論していたのかについて、shi3zさんにならって私の視点からもブログに書いてみよう

    福岡の夜 (shi3zさんとの喧嘩) : 小野和俊のブログ
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