今朝の朝日新聞の社説に「節度と寛容の心を持て」というご立派なタイトルで、イスラム教の預言者ムハンマドの諷刺漫画をめぐる欧州諸国とイスラム社会の対立について、下記のような記事が出ていた。 「 ・・・表現の自由を暴力で抑え込む動きを容認するわけにはいかない。穏当な抗議運動はともかく、放火や襲撃は論外だ。 だが、一方で、イスラム社会の現状にも目を向けないではいられない。 自由にものを言えるイスラムの国は、一握りしかない。経済的にも欧米に後れを取り、屈折した思いを抱く人々が多い。そこに表現の自由を振りかざして「預言者」の戯画を突きつければ、どんなことが起こるか。 積もり積もった不満のはけ口として、煽動者に利用されることは目に見えている。 ・・・・・・ 表現の自由はかけがえのないものだ。だが、人が心のよりどころとする宗教などへの配慮は欠かせない。自由をしっかりと守るためにも節度を保ちたい。」と。 こ