item 0item 1item 2item 3item 4item 5item 6item 7item 8item 9
今回の展示は、昨年展示された短刀「布袋国広」がきっかけ。「山姥切と布袋の二振りを並べて見たい」というアンケートが数多く寄せられた事から企画されました。 日本最古の学校である足利学校があり、古くから文化的に栄えていた足利。フランシスコ・ザビエルは、足利学校を「日本最大の大学」と海外に紹介しています。 この地を6代にわたって治めていたのが、長尾氏です。南北朝時代に上杉氏の有力家臣として活躍しました。3代目の景長は狩野派の祖である狩野正信と姻戚関係にあり、芸術文化にも造詣が深かったと想像できます。 会場風景 刀工の堀川国広は九州出身ですが、天正18(1590)年に足利を訪れ、この地で布袋国広、そして山姥切国広を鍛刀しています。いわばこの二振りは同年生まれの兄弟。作られてから427年、足利の地で悠久の時を超えて再会です。 布袋国広は足利学校で鍛刀されました。刀身には禅宗にゆかりある布袋と、「夢香梅
2015年2月16日(月)、東京国立博物館は、文化財用CTスキャナー3台で構成するCTシステムを報道陣に公開した。 医療や工業分野での使用が知られているCTは文化財研究においても活用が進んでいるが、九州国立博物館、九州歴史資料館、奈良文化財研究所など西日本のみに限られ、東日本では理化学研究所や国立科学博物館など自然科学系の施設にはあるものの、人文科学系の施設は保有していなかった。 導入されたエクスロン(YXLON)社製のCTは、直径2.5mの大型文化財まで撮影できる「垂直型エックス線CTスキャナー」、文化財を寝かせたまま撮影できる「水平型エックス線CTスキャナー」、細かな観察撮影ができる「微小部観察用エックス線CTスキャナー」で、文化財用としては最新鋭かつ世界最大級。従来のエックス線調査より文化財の構造を3次元的に捉えることが容易になる事から、今後、文化財の調査研究や保存修復に活用される。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く