たかがラック、されどラック。ITシステムの運用と切っても切れない19インチラックの設計と運用について改めて考えてみよう。(関連特集) 皆さんはITエンジニアの仕事というと、どのようなワークスタイルを思い浮かべるだろうか? 机に座ってキーボードを叩いているとか、ミーティングを繰り返しやっているとか……そんなところかもしれない。いずれにせよ、デスクワークを思い浮かべる方が多いと思う。 しかし、機器を箱から出し入れしたり、ケーブル配線したり、物理的な作業というのも若干ではあるが存在している。今回はその中で数少ない体力作業の舞台となる「19インチラック(以下ラックと表記)」に注目してみたいと思う。ラックに対する「漢」たちのこだわりを感じとっていただければ幸いである。 ……などとかっこよく書いてみたものの、筆者は最近現場作業から遠ざかっており昔話しかできないため、今回はラックに関してのウンチクがあり
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