野平一郎プロデュース、ひらかれた現代音楽を目指す「フェスティヴァル・ランタンポレル」がいよいよスタート! 2021年9月に東京文化会館の音楽監督に就任した野平一郎。作曲家、ピアニストとして、日本のコンテンポラリー・ミュージックの先頭に立ってきた野平のこだわりのプロジェクトが、2024年11~12月に開催される〈フェスティヴァル・ランタンポレル〉だ。〈ランタンポレル l’intemporel〉とは〈時代を超越した〉という意味のフランス語。現代音楽のコンサートの聴衆が熱狂的なマニアだけで固定されている現状に危機感を抱いた野平は、広く一般の音楽ファンにもコンテンポラリー・ミュージックへの関心を持ってもらうべく、この音楽祭をスタートさせた。 〈フェスティヴァル・ランタンポレル〉は、フランス・ニームの〈レ・ヴォルク音楽祭〉やIRCAM(フランス国立音響音楽研究所)と連携した国際音楽祭であり、コンサー