By mobilyazilar KindleやKoboといった電子書籍リーダーやタブレット・スマートフォンの普及により、以前は紙ベースでしかなかった読書スタイルの多様化が進んでいます。従来の製本された書物を支持する層からは「紙と画面は別物だ」と指摘する意見を聞くこともありますが、そんな読書方法の違いによる差異を調査した研究からは興味深い結果が浮き彫りになっています。 Reading Literature on Screen: A Price for Convenience? - NYTimes.com http://www.nytimes.com/2014/08/14/arts/reading-literature-on-screen-a-price-for-convenience.html?_r=0 研究を行ったのはノルウェー・スタヴァンゲル大学のAnne Mangen氏とフランス・エク
こんなにハイクオリティで全て無料!? 生物学の電子書籍とは思えないような美しいグラフィックスとアニメーションが満載のiBooks「Life on Earth」はピュリッツァー賞受賞者である作家兼博物学者のE. O. Wilson率いる財団が長年の一大プロジェクトとして完成させた教科書。今回7部構成の合わせて41章の大作としてiBooksストアで無料公開されました。 中身はいうと生命の起源から現代の環境問題まで幅広く、面白いアニメーションや動画・クイズを交えて、誰でも楽しみながら学べるようになっています。英語なのですが、イラストと動画を見ているだけでも面白くて教科書という感じがぜんぜんしません。 それにしてもなぜ無料なんでしょうか? E. O. Wilsonによると 我々の目標は無料で世界中の多くの学生や一般の人に生物の多様性の意味と大切さを伝えることだそうです。これでもかというほど贅沢な作
タブレット端末を使って学習する試みが世界中で行われていますが、このような「未来」を40年以上も前に自身が提唱する「Dynabook構想」で予言していたのが「パーソナルコンピューティングの父」と呼ばれるアラン・ケイ氏です。そんな類まれな慧眼の持ち主であるケイ氏にソフトウェア会社Naked Objects Groupのリチャード・ポーソン代表が数年かけて「推奨本を教えて欲しい」と懇願し続けた結果、5000冊以上貯蔵する愛読書の中からケイ氏が書籍を厳選して「初心者向け読書リスト」を作成してくれたとのこと。コンピュータ分野に限らず、心理学・政治・哲学・アートと多岐に渡るケイ氏のお薦め書籍は以下の通りです。 Alan Kays Reading List http://c2.com/cgi/wiki?AlanKaysReadingList ◆TECHNOLOGY&MEDIA(技術・メディア) ・01:
4月ごろから、SNSやまとめサイトで大きな話題を集めている本がある(Twitter検索結果[※検索結果なので無関係の投稿も含まれている]、Naverまとめ)。アマゾンの電子書籍サイト「キンドルストア」で販売されている電子書籍だ。その名も『架空の歴史ノート1 帝国史 分裂大戦編』(キンドルストアへのリンク)。 この本が、5月中旬には、キンドルストアの「歴史・地理」カテゴリーで1位となり、本稿執筆時点では、総合売り上げランキングでも、5位になっている。 タイトルどおり、市販のよく見かける大学ノートに、なぐり書きのような筆致で、架空の「帝国」が、戦争や革命を経て崩壊する歴史が綴られている(右写真)。中には整った絵もあるが、大部分は、小中学生が授業中の教室などで描きそうなタッチだ。一方、社会制度や法律、歴史などの世界設定は凝りに凝っていて、さながら壮大なゲームの設定資料を読まされているようだ。 絵
書籍をスキャナーなどで読み取り、自分で電子書籍にして楽しむいわゆる「自炊」と呼ばれる作業を、著作者の許可を得ずに有料で代行する業者が問題になっていることから、作家や漫画家らの団体は、代行業者から著作権使用料を徴収するなどの、新しいルール作りに乗り出すことを決めました。 これは、国内の作家でつくる日本文藝家協会や日本漫画家協会などが、東京都内で合同で記者会見を開き発表しました。 それによりますと、いわゆる「自炊」を代行するビジネスのあり方について検討するため「蔵書電子化事業連絡協議会」、通称「Myブック変換協議会」を立ち上げたということです。 今後、この協議会では、「自炊」で読書に親しんでいる人たちの思いを尊重し、代行業者から著作権使用料を徴収する代わりに代行を許諾するなど、新しいルール作りに向けて議論するということです。 「自炊」は、電子書籍の愛好者の間で数年前から流行していますが、著作者
市場調査会社の米IHSアイサプライがまとめた推計によると、米アマゾン・ドットコムの「キンドル(Kindle)」や、米バーンズ&ノーブルの「ヌック(Nook)」、カナダ・コボ(Kobo)のような電子書籍リーダー専用端末の市場は、早くも衰退に向かっているという。 同社は今年のリーダー専用端末の年間出荷台数が1490万台となり、昨年の2320万台から36%減少すると見ている。また来年になるとさらに27%減少し、4年後の2016年には710万台にまで落ち込むと予測している。 先頃米IDCが公表したデータを見ても、昨年2770万台だった出荷台数は今年1990万台と大きく減少する見込み。両社の数値には500万台ほど違いがあるものの、今後の傾向に関しては見解が一致しているようだ。 2006年まではまだ一般的に知られていなかった電子書籍リーダー端末は2008年から爆発的に売れ始めた。2008年から2010
製品名 : 英辞郎●MOBI/Kindle対応版 (えいじろうドットもび/キンドル対応版) Ver.130 ※ 一部端末との互換性のためVer.130より、発音記号(画像)のサイズが変更となっています。(その他の仕様変更はありません) ※ バージョン表記の数字はオリジナル辞書データのバージョンであり。仕様上の修正・変更やバグフィックスを表現したものではありません。 販売価格 : ¥1,570(税込) / 東村ユーザー優待価格 ¥1,000(税込) ※ 優待価格は東村ジャパンの製品登録ユーザー(販売終了の for Mobipocket 製品を含む)の方が対象です。 ※ 優待価格制度は予告なく変更することがあります。 辞書データベース : 英辞郎 Ver.130(2011年7月21日版 184万項目) 収録項目 : 英和専用(英辞郎+略語郎のみ) 検索方式 : 単語選択での Insta
amazon.com で洋書を入手 最近ソフトウェア版の Kindle で技術系の洋書をいくつか読んでいます。 amazon.com から書籍をダウンロードするわけですが、 ダウンロードによる入手はお手軽。配送料も時間もかからない。 たいてい Kindle Edition は Paperback より安価に設定されていることが多い。 技術系の本ならばたいした英語力要らない。 amazon.co.jp で買い物したことがあればサイトのつくりと操作はほぼ同じなのでとっつきやすい。 っていうあたりが Kindle で洋書を読む理由です。 根本的には、 訳書は原書より高価になることが多い。 訳されるまでにタイムラグが発生する。 そもそも訳されていない本がたくさんある。 ということがあるわけです。 最初は辛くても「英語で本を読めるようにしておかなければ」という危機感もあったりするわけです。 例えば「
前回は、Kindleという電子書籍端末およびサービスの成り立ちから現在までの歴史を紹介した。後編となる今回はKindleというサービスの中で、強みとなりうる特徴を5つ、ピックアップして紹介する。Kindleはなぜほかの事業者を圧倒するユーザーを獲得しており、「黒船」と呼ばれるのか。ラインアップや価格など、Kindleの特徴として真っ先に挙げられる特徴ではなく、ふだんあまり表立って語られない部分にフォーカスする。 強みその1:Amazonの書籍紹介ページからの直接リンクでユーザーを誘導 Kindleの特徴として一般に挙げられるのは「電子書籍のラインアップが豊富」「紙の本に比べて価格が安い」といったところだろう。単純に蔵書点数だけ見れば、Kindle Storeを上回る電子書籍ストアは存在するし(Barnes & Nobleの『The NOOK Book Store』のラインアップは本稿執筆時
翌2011年3月に、iPadの第2世代に当たる「iPad 2」がAppleから出荷されたのと前後して、Android 3.0を搭載したカラー液晶タブレット端末が各社から発売され始める。スマートフォンやタブレットというカラーの汎用端末に注目が集まり始め、米国市場でKindleの直接のライバルであるBarnes & Nobleも、それまでのE Ink端末に加えて「NOOK Color」といったカラー液晶端末をラインアップするようになった。 こうした流れに応える形で、Kindleもカラー液晶タブレット「Kindle Fire」を発売したのが2011年11月。Appleがラインアップしていない、スマートフォンとタブレットの中間に当たる7インチという画面サイズを、199ドルという低価格で投入したことで話題となった。 Kindle Fireは、GPSやカメラなどAndroidの標準機能を搭載していない
近い将来の日本進出が予想される、米Amazon.comの電子書籍サービス「Kindle」。なぜKindleは「電子書籍界の黒船」と形容されるのか。初代製品が登場してからこれまでに至る歴史を振り返りつつ、機能やサービスなどさまざまな観点から見たKindleの強みと特徴を、前後編にわたって紹介する。 「電子書籍界の黒船」などと形容される、米Amazon.comの電子書籍サービス「Kindle」。国内でサービスインするといううわさは何年も前から出ていたが、先日ようやく同社のジェフ・ベゾスCEOから、日本での電子書籍事業の開始について年内に発表するとの発言が報じられた。電子書籍ストアの大本命として、サービス開始を待ち焦がれている人も多いことだろう。 大々的に「黒船」と書き立てられるKindleだが、ほかの電子書籍サービスと比べてどのような優位性があるのか、正しく理解している人は少ないだろう。出版業
Amazonが発表した第4世代のKindleを、Good e-Readerが辛口レビュー。さてその評価は? 第4世代Kindleがリリースされた。Good e-Readerでは総合的なレビューをお届けしたい。新モデルはシンプルにKindleと名づけられ、前世代のKindleは現在「Kindle with Keyboard」と名づけられている。最も安価なKindleは前世代のKindleと比較してどうなっているのだろうか。 ハードウェア 新Kindleは解像度が600 x 800ピクセルのE Ink Pearlディスプレイを搭載している。167 PPIで16段階グレースケールというのは、前世代のKindleと変わらない。内部メモリは2Gバイトだが、ユーザーが利用可能な領域はわずか1.25Gバイト。SDメモリーカードあるいはmicroSDメモリーカードスロットは非搭載なので拡張の余地はない。
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