クラウドストレージサービスの米Dropboxは3月8日(現地時間)、Webブラウザで利用するDropboxのデザインを改訂したと発表した。よりシンプルに、使いやすくしたという。 新アクションバー 画面上部にあるアクションバーに、ほとんどの機能をまとめた。一覧で名前や最終更新日時を指定したソートが可能。フォルダやファイルを選択するとバーの項目が「フォルダへ招待(フォルダ選択時)、ダウンロード、削除、名前変更、移動、コピー、以前のバージョン(ファイル選択時)」に切り替わる。
米Facebookが契約した大手代理店が、米Googleのサービスを批判する記事を書くよう複数のメディアやブロガーに依頼していたことが、依頼を受けたブロガーが公開したメールなどから明らかになった。米Newsweek傘下のDaily Beastや米USA Todayほか複数のメディアが5月12日(現地時間)に報道している。 広告代理店からのメールを公開したのは、セキュリティおよびプライバシー研究者で、オンラインプライバシーに関連するブログを運営しているクリストファー・ソグホイアン氏。同氏は5月3日にTwitterで「広告代理店がアンチGoogleな記事を私の名前で書きたいと言ってきた。私には自分でアンチGoogleな記事を書く能力があるよ」とツイートし、米Burson-Marstellerとのメールのやりとりを公開した。 USA Todayによると、Bursonからの依頼はGoogleのGm
電通は2月23日、2011年の「日本の広告費」を発表した。東日本大震災の影響を受け、全体では5兆7096億円と前年比で2.3%減となったが、ネット広告は4.1%増と引き続き成長。テレビなどマスコミ4媒体は2.6%減と前年割れだった。 ネット広告費(媒体費+制作費)は4.1%増の8062億円だった。媒体費は1.8%増の6189億円。そのうちモバイル広告(検索連動含む)は2.7%減の1168億円にとどまった。普及が進むスマートフォン向けが337億円(うち検索連動が208億円)に成長した反面、従来型携帯電話(フィーチャーフォン)向けが減少。フィーチャーフォン向け広告費の一部がスマホアプリ開発費に流れるなど、フィーチャーフォン向けがそのままスマホ向けに移行しているとは言えないという。 PC向けWeb広告は3.0%増の5021億円(検索連動含む)。震災の影響はあったものの、情報・通信や金融・保険など
「賞金制度によって脆弱性研究への参加が広がり、それだけ多くの脆弱性が修正されてユーザーにとっての安全性が高まった」とGoogle。 米Googleは、Webブラウザ「Chrome」などの脆弱性情報に賞金を支払う制度について、導入から2年を経て「あらゆる点で大きな成功を収めた」と振り返るとともに、今後はChromium OSも同制度の対象にすると発表した。 Googleは2010年1月からChromeの脆弱性を発見・報告した研究者などに賞金を進呈する制度を開始し、これまでに支払った賞金の総額は30万ドルを超えた。 同年11月には「google.com」や「youtube.com」などのWebアプリケーションに対象を拡大し、これまでに200人以上が1100件を超す問題を報告。うち730件について総額41万ドル以上の賞金を進呈し、報告者の厚意によって1万9000ドルは慈善事業に寄付したという。
米Googleは2月3日(現地時間)、Google検索サービスに1月に追加した幾つかの新機能について発表した。いずれもアルゴリズムの改善などで、ユーザーインタフェース(UI)などの変更はない。 発表されたのは以下の項目だ。 “パンダアップデート”(高品質のサイトを優先表示するための検索アルゴリズム改善プロジェクト)をインデクシングやランキングのシステムに統合 検索結果がより“新鮮に” 検索語のオートコンプリートがより高速に オートコンプリートでのスペル修正機能の強化 検索語が明らかにスペルミスの場合、正しいスペルの結果だけを表示(結果ページのトップに「次の検索結果を表示しています:<正しいスペルの検索語> 元の検索キーワード:<スペルミスのある検索語>」と表示) まれにしか検索されない特殊な単語への対応強化 繰り返されるイベントの場合、最新の日程のものを優先表示 画像検索結果のスクロール方
先週複数のショップで話題になっていたのは、ピノーの超小型マシン「Sizka-SuperMicroDX」だ。35(幅)×64(奥行き)74(高さ)ミリという、タバコの箱ともACアダプタとも形容される極小サイズのボックスに、FreeDOS込みのマシン一式が内包されている。価格は4万2000円強で、在庫は少数。受注販売の形式をとるショップもみられた。 Sizka-SuperMicroDXは、CPUにVortex86DXを採用し、そのフラッシュ内にFreeDOSをインストールしている。メモリはDDR2を512Mバイト搭載しており、外部インタフェースは2基のUSB 2.0と1系統のアナログRGB出力、および1スロットのCFを備える。 予約販売を受け付けているツートップ秋葉原本店は「プログラミング向きをコンセプトにしたマシンということです。ただ、CFからの起動もできるので、Windowsを稼働すること
米Googleは1月10日(現地時間)、Google検索の検索結果に同社のソーシャルサービスGoogle+のデータを反映させる「Search plus Your World」を発表した。まずは数日をかけて、英語版Google検索(www.google.com)で英語の検索語を入力した場合に有効にしていくという。 Search plus Your Worldは、Google+のデータを利用する3つの新機能、「Personal Results」「Profiles in Search」「People and Pages」で構成される。ユーザーがGoogleアカウントでログインし、Google+のアカウントも持っている場合に最も有効だが、Google+のアカウントを持っていなくても反映される機能もある。なお、Googleアカウントにログインしていても、検索設定で完全に無効にすることもできる。 また
セキュリティ企業の米McAfeeは11月21日に発表した2011年7~9月期のセキュリティ動向報告書で、GoogleのAndroidがモバイルマルウェアの最大の標的となる傾向が鮮明になったと報告した。 それによると、Android搭載端末の普及に伴い、Androidを狙ったマルウェアは前期に比べ約37%増加した。この時期に新たに出現したマルウェアは、全てAndroidが標的だったという。中でもSMSを送信したり個人情報などを盗んだりするトロイの木馬型マルウェアや、通話の内容を録音して攻撃者に送信するマルウェアが多数を占めていた。 PCを狙ったマルウェアでは、偽ウイルス対策ソフトやAutoRunを利用して感染するマルウェア、パスワードを盗み出すトロイの木馬が依然として横行。また、Macを狙ったマルウェアも引き続き増加傾向にあるとした。 一方、スパムメールは流通量を見ると2007年以来最低のレ
複数の名詞が混在する説明文を、すっきり分かりやすくまとめるには? ――今回の説明書を書く悩み相談者は、ある本を執筆中の男性です。 「説明書を書く悩み解決相談室」第3回です! 急にこんなことを言うのもなんですが、実は私は「知識よりも知恵が大事だ」という考え方が苦手と言いますか、ざっくばらんに言うと嫌いですね。特に誰とは言いませんが、言論人として著名な方の中にも「現代では知識はネットで検索できる。必要なのはそれを生かす知恵の方だ」といった主張をする人がよくいます。大抵そういうことを言う本人は豊富な知識を持っているのが普通で、知識があるからこそ知恵も出るということを忘れているようです。 実際、現代においてまともに仕事をしていくために身に付けなければならない知識量は年々増大の一途。とにかく最低限の知識を持っていないことには、知恵を発揮するスタートラインにも立てないのが現実です。 そこで今回は、ある
米Googleは11月16日(現地時間)、クラウドベースの音楽サービス「Google Music」を発表した。米国のユーザーは招待なしに同日から利用できる。 同サービスは、Googleが招待制のβ版として5月にスタートした「Google Music Beta」の正式版になる。β版では100万人以上のユーザーが平均で1日当たり2.5時間利用したという。 β版では、ユーザーが購入済みの楽曲をクラウドにアップロードする必要があったが、正式版ではサービス内での楽曲の購入と、iTunesにある楽曲ほか、ユーザーが複数の端末に持っている音楽ライブラリの楽曲を自動アップロードできるようになった。 正式版公開に当たり、Googleは大手音楽レーベルのUniversal Music、Sony Music Entertainment(SME)、EMIのほか、20社以上のレーベルと提携した。いわゆる4大音楽レー
調査会社のICT総研は10月24日、スマートフォンの通信速度などに関する調査結果を発表した。調査期間は10月19日~23日。首都圏、東海・関西、東北の全72地点(鉄道駅)で、4キャリア(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイル)の通信速度と、YouTubeの接続成功率/視聴開始までの秒数を計測した。 KDDIとソフトバンクモバイルについては、Android端末に加えiPhone 4Sの通信状況も調べている。 実際の「つながりやすさ」をYouTubeで実測 一般的な通信速度の測定に加え、同社は今回、「本当にユーザーが利用するシーンでの使い勝手を検証」する目的で、YouTubeを使った調査を行っている。首都圏の山手線駅10地点(ホーム上)を対象に、10月19日~21日に実施。昼(9時~17時)の時間帯と、回線が混雑する夜(17時30分~19時30分)の時間帯に分けて計測して
KDDIの田中孝司社長は9月26日、21~22日に起きたUQ WiMAXの通信障害は、増大したアクセスをさばき切れないシステムのバグが原因だったことを明らかにし、「ご迷惑をおかけした」と謝罪した。 通信障害は台風15号が本州に上陸した21日の午後5時45分ごろに発生。東日本エリアで接続できない状態になり、翌日の午後1時に全面復旧を確認するまで約20時間にわたって続いた。 田中社長によると、台風の接近に伴いアクセスが通常の9倍に増大。「高トラフィック時の輻輳(ふくそう)コントロールが甘く、システムがダウンした」という。いったん復旧した後も、立ち上げた直後にアクセスが一気に集中するためダウンするという繰り返しになり、結果的に障害が長期間に続いたという。バグは現在対処中としている。 KDDIがこの日発表した「IS series」のスマートフォン6機種のうち、4機種がWiMAXに対応。対応エリアの
FeliCaとNFC両対応端末、携帯3社が来年中にも発売へ (1/2) NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの携帯大手3社は、来年中にもFeliCaとNFCに両対応した携帯電話を発売することで足並みをそろえる。 携帯電話のオプション機能として日本で普及している「おサイフケータイ」が、世界標準対応に向けて動き出す。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの携帯大手3社は来年中にも、日本独自の規格「フェリカ」と国際標準規格の両機能を搭載した携帯電話を発売することで足並みをそろえることが5日、分かった。ユーザーはフェリカと、今後の普及が予想される国際規格を採用した決済端末を利用できるようになる。米グーグルやアップルなどが国際規格に対応する方針を打ち出しており、スマートフォン(高機能携帯電話)などで優位に立つ海外勢に対抗する狙いもあるとみられる。 互換性ないフェリカ 国際規格に対応した
米Googleは8月3日(現地時間)、公式ブログの「When patents attack Android(特許がAndroidを攻撃するとき)」と題する投稿で、スマートフォン市場で競合する米Microsoftと米Appleや、Java特許をめぐって係争中の米Oracleの“特許攻撃”を批判した。 同社の上級副社長兼CJO(最高法務責任者)を務めるデビッド・ドラモンド氏は「この業界に20年以上いるが、MicrosoftとAppleは常にお互いの首筋にナイフをつきつけ合っていた。だから両者がベッドインしたら、何が起きているのか不思議に思うはずだ」と語り、両社がAndroidの競争力を削ぐ目的で団結しているとして現状を説明する。 「Androidの大きな成功は、Microsoft、Oracle、Appleその他企業によるAndroidに対する敵意に満ちた偽りの特許攻撃を引き起こした」(ドラモン
電通は7月19日、Skypeクライアントソフト内の日本向けディスプレイ広告(バナー広告)を独占販売する契約をルクセンブルグのSkype Technologiesと結んだと発表した。 国内で利用されるSkype for Windows(バージョン5.1以降)向け。同ソフトを起動すると、通常バナーより大きな広告をSkypeホーム上に表示。ユーザーがクリックすると広告が倍の大きさになり、インタラクティブな情報提供が可能になるという。広告が埋もれないように、同広告を掲載できるのは1日1社に限定する。 広告はデフォルトで表示されるが、「広告を隠す」ボタンを押すことで非表示にできる。 両社は「今回のディスプレイ広告展開の実現は、Skype ソリューションを日本の広告主に対して訴求するための第1歩になる」としている。 電通は米Facebookと広告主向けマーケティング支援やプレミア広告枠の販売などで提携
米Googleが提供するようなネット上の検索エンジンの台頭により、人間の脳が情報を記憶する方法は変わってきている――。コロンビア大学の心理学者、ベッツィー・スパロウ氏は7月14日(現地時間)、「Google Effects on Memory: Cognitive Consequences of Having Information at Our Fingertips(Googleが記憶に及ぼす影響:指先に情報を保持することの認知的所産)」と題する論文を米Science誌で発表した。 同氏によると、人間の脳は、友人や家族、同僚などに尋ねれば答えが分かることについては記憶しようとしないもの(このように他者の記憶に頼る方法を心理学では「交換記憶(Transactive Memory)」と呼ぶ)だが、インターネットに対しても同じように頼るようになっているという。情報そのものではなく、“どこで”情
「国際電子出版EXPO」と併催の「東京国際ブックフェア」には、紙の書籍だけではなく、電子書籍関連の展示も行われている。ブックフェアの会場内に電子書籍の自販機が展示されていたが、展示の理由とは何か。 東京ビッグサイトでは、「第15回国際電子出版EXPO」と同時に「第18回東京国際ブックフェア」も催されている。東京国際ブックフェアは紙媒体の書籍の販売や商談の場だというイメージがあるが、電子書籍に関連する展示が行われているブースも存在する。 インフラは「共創」、コンテンツは「競争」 ほとんどの出版社ブースで自社刊行の書籍が販売される中、講談社ブースでは、同社が取り組むデジタルコンテンツの紹介やスマートフォン用アプリの体験ができるコーナーが用意されている。Android対応の雑誌アプリ「熱犬通信」、iPhoneアプリ「世界の名酒事典」、Webメディアの「現代ビジネス」、そして講談社の夏の電子書籍キ
ホーム画面はGoogleらしくシンプルな印象だ。「ストリーム」が表示され、自分や「友だち」などが投稿した近況や写真、動画、リンク、現在地を共有できる。もちろん、Facebookの「いいね!」に当たる「+1」をすることもできる。 Google+上での知人とのつながりの起点になるのが「サークル」だ。知人を円形のユーザーインタフェースに直感的に配置して管理できるようになっている。 サークル画面では、Googleアカウントに登録されている連絡先やGoogle+上で知り合った人などを読み込んで知人の候補として表示。知人のアイコンは「友だち」「家族・親戚」「知人」「フォロー中」などのサークルにドラッグ&ドロップで配置することでグループ分けできる。動作はスムーズで、かなり簡単にグループ分けができる。サークルはユーザーによる定義も可能で、「会社」などを自由に作成できる。 ストリームに近況などを投稿する際は
DOM Snitchでは潜在的に危険なJavaScriptのメソッドやプロパティを見つけ出し、セキュリティ問題につながる可能性があるかどうかの診断に役立てられるという。 米Googleは、Webサイトのコードを調べてセキュリティ問題の発見を支援するChromeブラウザの拡張機能「DOM Snitch」の試験版を開発者向けにリリースした。 GoogleのTestingブログによると、同社がこれまでに提供してきた開発者向けのセキュリティ診断ツールがサーバサイドのコードのチェックに主眼を置いていたのに対し、DOM Snitchではクライアントサイドコードの問題を見つけ出せるのが特徴だという。 同ツールを実行すると、例えば「document.write」「HTMLElement.innerHTML」など、潜在的に危険なJavaScriptのメソッドやプロパティを見つけ出し、その文書のURLとスタッ
ピントは写真を撮った後で合わせればいい──米Lytroは6月22日(現地時間)、画期的なデジタルカメラを開発しており、年内に発売する予定だと発表した。画角内の全ての光線を記録し、後からピントを修正したり、写真内の好みの被写体にピントを合わせるといったことが可能になるという。同社サイトでデモ画像を公開している。 同社はこのカメラを「light field camera」と呼んでいる。通常のカメラのレンズでは、ピントが合う位置は常に1点だ。広角レンズで絞り込むと全体的にピントが合ったように見える(被写界深度が深くなる)が、この場合もピントが合っているのは1点であり、あくまで“全体にピントが合っているように見える”に過ぎない。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く