ボスニア・ヘルツェゴビナ西部バニャルカ(Banja Luka)で、コーヒーを飲む男性(2006年5月4日撮影。資料写真)。(c)AFP 【1月16日 AFP】コーヒーを適度に飲む中高年はアルツハイマー病の発症リスクが極めて低いことが、15日発表されたフィンランドとスウェーデンの合同チームの研究で明らかとなった。 研究を率いたフィンランド・クオピオ大学(University of Kuopio)およびスウェーデン・カロリンスカ研究所(Karolinska Institute)教授のMiia Kivipelto氏によると、コーヒーを1日3-5杯飲む中高年は、高齢になった時に認知症やアルツハイマー病を発症するリスクが60-65%低いという。 研究チームは、フィンランドで20年以上にわたり1409人を対象に、聞き取り調査を繰り返し実施した。まず50代の被験者にコーヒーを飲む習慣について質問し、その