こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。7日夕方にNHKの首都圏ニュースを観てたら、小学生の柔道全国大会が廃止になったという話題を詳しく取りあげてました。 私はこのニュースではじめてその件を知りました。検索してみると、先月発表されて一部で賛否の議論が起きてたみたいですね。スポーツへの興味ゼロの私は、スポーツ関連のニュースをほぼスルーしてるので初耳だったんです。 コーチや親が過剰な勝利至上主義に走る傾向が強すぎて、こどもたちのためにならないというのが理由とのこと。常識的な判断です。でもそれ、何十年も前からいわれてたことですよ。スポーツ性善説の幻想を広めたい人たちが批判論を押さえ込んでたんです。ようやくフタを開けましたか。 番組ではこの件について視聴者から寄せられた賛否の声をいくつか紹介してました。批判的な意見の例が、こちら。 「勝利を目指さないで何が競技なの?」 「戦い抜くことから得られる大