世界文化社は、全国の選りすぐりのオモシロ土偶を集め、やさしく解説した入門書「はじめての土偶」(監修:武藤康弘/取材・文:譽田亜紀子)を発売した。価格は1,300円(税別)。 本書は、土偶の最大の特徴である「見た目の面白さ」を入り口にして、知識がゼロでも土偶の世界に入っていけるように作られた、これまでにない土偶の入門書。写真を前面に打ち出し、ちょっと肩の力を抜いたコピーを添えて、鑑賞者の想像力をかきたてる構成になっている。 たそがれているのか? 体育座りをしているのか? まるでポーズを取る「しゃがむ土偶」、つり目とおちょぼ口が可愛らしく、プロポーションはため息が出るほど美しい「縄文のビーナス」、表紙にも選ばれた、アスリートのように完璧に均整の取れた姿を持つ国宝「縄文の女神」などなど、国宝土偶含め全国の選りすぐりのオモシロ土偶70点を掲載した。 なお、同社は「2014年10月15日(水)から1