アイオワ州の党員集会では予想外に苦戦したドナルド・トランプ氏。9日のニューハンプシャー州の予備選はどうか?〔 AFPBB News 〕 このまま行けばドナルド・トランプは新たなムッソリーニになると心配している読者に、心強い知らせがある。週末にニューハンプシャー州プリマスで行われた集会での様子を見る限り、トランプ氏の演説はあまりに退屈すぎて、説得力のあるファシズムの独裁者にはなれない。 話は長くて脱線ばかり。同州北部のこの会場に車で来たが、恐ろしく時間がかかったという文句がたびたび出てきた。 聴衆はあくびをこらえきれず、途中で席を立ってスーパーボウルをテレビ観戦するパーティーに出掛けてしまった人もいた。 普段なら大衆を喜ばせる、メキシコとの国境に「壁を作る」話でさえ、この日ばかりはおざなりな拍手しか聞かれなかった。 エスタブリッシュメントに対する不信感 とはいえ、演台に立つ者として、そして人