タグ

2022年6月21日のブックマーク (2件)

  • アセトアミノフェン:カロナール

    作用のおだやかな解熱鎮痛薬です。皮膚の血管を広げて熱を放散させる作用や、脳の痛みの感受性を低下させる作用があります。ただし、対症療法薬ですので、熱や痛みの原因そのものを治すことはできません。 発熱時のほか、頭痛や歯痛、生理痛などに広く適用します。腰痛や関節症にはやや多めの量が用いられます。また坐薬は、子供や赤ちゃんの解熱によく処方されています。炎症(腫れ)をとる作用は弱いので、リウマチなど強い炎症をともなう痛みには向きません。 実績のある安全性の高い解熱鎮痛薬です。アニリン系薬剤であり、NSAIDsと呼ばれる一般的な鎮痛薬とは作用機序が違います。NSAIDsに比べ、効果はゆるやかですが、副作用が少なく長期の使用も比較的安全です。このため、WHO方式3段階疼痛治療法の第1段階に位置づけられ、海外では各種疼痛の基薬として広く用いられています。炎症をともなう激しい痛みには不向きかもしれませんが

  • 厳罰化でも薬物はなくならない 過度の規制強化は危険だ:朝日新聞GLOBE+

    ■マッチポンプが起きている 薬物犯罪を考える時、ある人は「反社会勢力の資金源になるから規制を厳しくする」と言う。しかし資金源になってしまうのは、米国の禁酒法と同じで、「違法化」したからとも言える。また、規制を強化して指定薬物を増やせば、新たな脱法的でより危険な薬物が流通してしまう。マッチポンプになっているような気がする。 日の場合、「薬物を使う人間などいてはならない。いや、あり得ない」ことを前提に、長年、供給低減(取り締まり強化・規制)に重きを置いた対策をとってきたが、問題は一向に解決していない。覚醒剤取締法違反者の再犯者率が高いのが良い証拠だ。むしろ「いくら取り締まりを強化し、厳罰化しても薬物を使う人間はいる」ことを前提に、需要低減(依存症の治療・回復支援)の対策を強化する必要がある。 日人はアルコールには寛容だが、世界で最悪な薬物はアルコールだと思う。覚醒剤と比べても内臓への被害は

    厳罰化でも薬物はなくならない 過度の規制強化は危険だ:朝日新聞GLOBE+