人間の視覚はあてにならない。 まずはこの動画を見て下記の質問に答えて欲しい。 「白い服を着た男女がバスケットボールをパスしあっている。パスの回数を数えよ」 さて、あなたにはゴリラが見えただろうか? セミナーの冒頭に、この動画を流して、ゴリラが見えたかを受講者に確認したことがある。 どのセミナーでも、だいたい半分程度の参加者が「見えた」と答え、残りの半分は「え?何のこと?」という表情をする。 この実験は様々な場所で行われているが、被験者のプロフィールに関係なくその割合はおおよそ1:1になるそうだ。 変化の見落とし 視線追跡装置を用いた調査では、全員がゴリラを見ていた、つまり視野にとらえていた。 しかし、それを「見た」と認識したのは50%に過ぎない。 人間は、自分の視野の中で大きな変化(この動画の場合はゴリラが横切った)がおきても、別の部分(白い服のグループのパスの回数)に注意が向いていれば、
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