2018年の日本は、台風の当たり年だったと思います。 一方で、アメリカからは、「ハリケーン○○が猛威を振るっています」などのニュースが届きます。また、ワールドワイドのニュースでは、モンスーンも耳にします。 ここでは、台風と、ハリケーンと、モンスーンとの違いについて、紹介します。 3つの特徴と違いは? まず、この三つの中で、モンスーンだけが仲間はずれです。 台風及びハリケーンは、いずれも、熱帯低気圧です。同じ仲間として、タイフーン及びサイクロンもあります。 これらの名前の違いは、発生する地域によって呼び名が異なることに起因します。そのため、基本的には、同様の気象用語です。 但し、これらは、厳密には風速などの定義が異なるため、全く同じものではありません。 以下、それぞれの定義を簡単にまとめます。 以下の場所で発生した熱帯低気圧のうち、最大風速が約33メートル毎秒以上のものをいいます 大西洋北部