東京大学大気海洋研究所 東京大学理学系研究科 概要 東京大学大気海洋研究所の横山祐典教授と尾崎和海特任研究員(現:ジョージア工科大学NASAポスドク研究員)、および米国ライス大学とイェール大学の合同チームは、大陸地殻の成長と大気中酸素濃度の段階的上昇の間に密接な因果関係があることを、地球科学的情報の統合的解釈(ジルコン年代、熱力学平衡計算など)、および地球表層圏についての炭素循環モデルを駆使することで明らかにしました。 チームはジルコン(ZrSiO4)と呼ばれる鉱物のウラン−鉛年代測定(注3)結果の再解釈や岩石学的考察などを行い、およそ27−25億年前にかけて大陸地殻の組成が苦鉄質から珪長質へと変化したことを突き止めました。これは、プレートの沈み込みに伴い地球内部に大量の水が供給されるようになった結果引き起こされたと考えることができます。苦鉄質岩石は珪長質岩石に比べて酸素との反応性が非常に
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