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ブックマーク / www.tokyo-zoo.net (5)

  • ハキリアリ──輸入にまつわるエトセトラ

    多摩動物公園のキャッチフレーズは「アリからゾウまで出会えるところ」です。アリは、体は小さくても当園を代表する生きものといえるでしょう。展示しているのはハキリアリというペルー産のアリ(Atta sexdensの一種)で、その名のとおり葉を切り、葉の養分で菌類を育ててべるようすから、農業をするアリとも呼ばれています。 当園では20年以上ハキリアリの展示を続けていますが、次世代の女王を交尾させる技術が確立できていないことと、過去飼育していた群れの女王が5年前後で死亡していることが多いため、定期的に海外から輸入しています。現在展示している群れは2019年に来園しており、4年以上経過していることから、昨年11月に次の展示候補として新たな群れを導入しました。 新たに導入といっても、ハキリアリは簡単に輸入することができない生きものです。葉を切って生活するため、万が一外に逃げてしまった場合、日国内の植

    ハキリアリ──輸入にまつわるエトセトラ
  • どうぶつQ&A 魚類 | 東京ズーネット

    アジ、イカ、イワシなどです。基的に1日1回与えています。マグロはえさを丸飲みにするので、口の大きさに合わせてえさの大きさを調整しています。大きなマグロは丸ごとのアジやイカを一口でガバッと何匹も飲み込むことがありますが、小さなマグロは小さく切ったえさを1つずつパクパクとべます。マグロは水槽の底に落ちたえさはべません。水槽は深さ7mあるため、残ったえさを拾うのは大変な作業です。そのため、えさが水槽の底まで落ちないよう、作業者が水槽の上と下でトランシーバーで交信しながら与えています。 胎生というのは、子どもが母親の胎内であるていど育って生まれることですね。たしかに魚類の多くは卵生ですが、サメには卵生だけでなく、胎生の種類もいます。卵生のサメは約4割、胎生のサメは約6割です。サメ以外では、シャイナーサーフパーチなどのウミタナゴ科の魚もあるていど育った子どもを産みます。胎生とはいえ、やはり哺乳

    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2021/11/29
    "たとえば、ナマズやアンコウ、マンボウにはにうろこがありません。"
  • 動物たちの横顔 23「アフリカゾウ豆知識」 | 東京ズーネット

    アフリカゾウは、現存する陸生哺乳類の中で最も大きい草動物です。全長6~7.5メートル、体高3~4メートル、体重は5,000~7,000キログラムといわれています。 アフリカゾウは以下の2亜種に分けられます。 ・アフリカゾウ(サバンナゾウ) 一般的にアフリカゾウといわれるのがこのサバンナゾウ。多摩動物公園を含め、日の動物園で飼育している亜種です。 ・マルミミゾウ(シンリンゾウ) 茂みや木の多い場所に生息しています。体毛が多く、オスの体高は2.1~2.4メートルで、サバンナゾウより小型です。また、サバンナゾウより原始的とされ、日では北海道の旭山動物園と山口県の徳山動物園にわずかな数が飼育されているだけです。 ・えさ アフリカゾウは完全な草性で、アフリカの厳しい気候でも生き残れるよう、粗に耐えるといわれています。1日の大半を事に費やし、おとなのゾウは200~300キロもの草や木を

  • 母親のお腹を登るカンガルーの赤ちゃんを目撃!

    多摩動物公園にはアカカンガルーを群れで飼育しています。2008年1月19日の夕方、なかなか観察することができないカンガルーの出産に立ち会うことができました! この日、いつもより少し遅い16時30分ごろ、カンガルーたちを収容するために動物舎の扉を開けました。しかし、なかなか中に入らない個体が3頭。いつものことなので、こちらから迎えに行くと、体を丸めているメス「ミサキ」のすがたがありました。 これまでの経験から、この体勢は体調を崩しているときとることが多いのです。不安に思いながら近づくと、陰部や育児嚢周辺をなめています。「もしかして出産?」。カンガルーの場合、妊娠期間はおよそ1か月といわれているものの、着床遅延がみられるため、いつ妊娠したかわからないのが現状です。 出産かどうかはともかく、「陰部と袋の間をなめて、子どもが袋まで登って来るときに迷子にならないよう、道を作ってやるという話を聞いたこ

    母親のお腹を登るカンガルーの赤ちゃんを目撃!
  • 動物たちの横顔 02「知らずぎらいにならないで――ヘビ」 | 東京ズーネット

    細くて長~い体。しかも、手も足もありません。その体ですばやく動きまわり、しげみなどから突然あらわれたりする動物、それがヘビ。その特徴のせいで、どうにもヘビが好きになれない方は多いようです。しかし、それは「わずぎらい」ならぬ、「よく知らずぎらい」ではないでしょうか? ヘビのユニークな特徴について、かんたんにご紹介しましょう。おもしろい生き物だということが、きっとわかるはず。 ・ヘビはヌルヌルしていない ヘビの体はヌルヌルしていると勘ちがいされている方がよくいます。ミミズとはヘビとはちがいます。それに、ヌルヌル、ベタベタしていたら、ヘビの体はゴミまみれになっているはず。ヘビをはじめ、爬虫類の皮膚はウロコ状になっていて、体温や乾燥をふせぐようになっています。 この皮膚を、ヘビはすっぽり「脱いで」しまいます。脱皮として知られる生理的行動です。成長期には月に1回くらいのペースで脱皮します(冬になる

    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2013/10/18
    ヘビー級の雑学(意味不明)。
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