【ソウル=竹腰雅彦】北朝鮮が南東部の日本海側で、短距離弾道ミサイル発射の兆候とみられる動きを示していることが4月30日、わかった。 韓国政府筋が明らかにした。 発射台を搭載した車両の動きが確認されたもので、ミサイルは「スカッドC」(射程500キロ)改良型とみられるという。ただ、この動きが、実際の発射につながるかは不明だ。 北朝鮮は昨年7月、南東部の江原道旗対嶺(キッテリョン)から、日本のほぼ全域を射程に入れた中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程約1300キロ)とスカッドなど計7発の弾道ミサイルを日本海に向けて発射している。 同筋によると、ノドン発射の兆候はないという。