【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)は、スペースシャトル「ディスカバリー」を米東部時間24日午後4時50分(日本時間25日午前6時50分)にフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げる。NASAの現役シャトル3機は年内退役予定で、ディスカバリーの打ち上げは、1984年の初飛行以来、最後となる。 打ち上げは昨年11月に計画されていたが、外部燃料タンク表面の断熱材や、その下にあるアルミニウム製補強材に亀裂が見つかり、大幅に延期されていた。 ディスカバリーは今回が39回目の飛行。6人の乗組員が多目的モジュールや人間型ロボットを国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶ。昨年4月には、日本人宇宙飛行士では最後のシャトル搭乗者となった山崎直子さんをISSに運んだ。 シャトルの残りの打ち上げは、4月にエンデバー、6月にアトランティスが予定されているが、アトランティス打ち上げの歳出予算はまだ議会