遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれ、「右眼眼窩底骨折」と診断され手術、入院していたバドミントン男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(25)=NTT東日本=が13日、退院した。所属先が発表した。 桃田は1月13日に事故に見舞われた。今月3日に日本代表合宿に合流し、今月4日、事故後初めてラケットを持った本格的な練習を行ったが、その際に右目に違和感を訴え翌5日に合宿を離脱。目に特化した精密検査を7日に受けた結果、右目の眼窩底が骨折していることが判明した。8日に手術を受け、入院していた。 全治は3カ月の見通しで、復帰戦に見据えていた3月中旬開幕の全英オープン(バーミンガム)は出場を見送る。退院後もしばらくは治療に専念するという。