【全文掲載】「いつも家族を思ってくれていた」中村哲さん告別式、長男健さんあいさつ 2019/12/11 15:00 (2019/12/12 10:50 更新) アフガニスタンで農業支援中に凶弾に倒れた医師中村哲さんの告別式が11日、福岡市の斎場で営まれた。中村さんの長男、健さんは親族代表のあいさつで、「父から学んだことは、家族はもちろん人の思いを大切にすること、物事において本当に必要なことを見極めること、そして必要なことは一生懸命行うということです」と述べた。中村さんに同行し、中村さんを守るために亡くなったアフガニスタン人の運転手ら5人への哀悼や関係者への謝意も表した。 全文は以下の通り。 ◇ ◇ ◇ 父をご支援頂いた皆様へ この度の父・中村哲の訃報に際し、親族を代表いたしまして、皆様へご挨拶をさせていただきたく存じます。私は故人の長男で健と申します。 最初に申し上げたいのは、父を守る
アフガニスタンで長年、農業用水路の建設など復興に携わってきた医師の中村哲さんが4日、東部ナンガルハル州を車で移動中に何者かに銃撃され、病院で手当てを受けていましたが、死亡しました。病院の担当者はNHKの取材に対し、「病院に運ばれてきた時、中村さんの容体は悪く、すぐに手術が必要な状態だった」と明らかにしました。 アフガニスタン東部ナンガルハル州の警察などによりますと、福岡市のNGO「ペシャワール会」の現地代表の医師、中村哲さん(73)が現地時間の4日午前、日本時間の4日午後、ナンガルハル州の州都ジャララバードを車で移動中に、何者かに銃撃されました。 中村さんはけがをして病院で手当てを受けていましたが、病院関係者や地元の当局者によりますと、その後、死亡が確認されたということです。 地元の当局者はNHKの取材に対し、中村さんは治療を受けるため、ナンガルハル州の病院から首都カブール近郊にあるアメリ
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