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ブックマーク / synodos.livedoor.biz (113)

  • SYNODOS JOURNAL : 避難区域外の児童生徒等の放射線防護についての一考察 ―― 学校再開問題と20ミリシーベルト問題の検証から 西粼伸子

    2013/2/149:0 ツイート 避難区域外の児童生徒等の放射線防護についての一考察 ―― 学校再開問題と20ミリシーベルト問題の検証から 西粼伸子 福島県内の学校は、震災直後の4月、通常通りに再開された。再開までの意思決定プロセスを検討すると、文科省と安全委員会の不毛なやりとりなど、国、県、市レベルそれぞれにおいて、問題があることがわかる。 そして学校利用判断の基準値となった「20ミリシーベルト問題」。政策決定者と専門家の意思決定のプロセスが不透明であり、住民とのリスクコミュニケーションも行われずにいた。望ましい意思決定プロセスとは? 意思決定はどのレベルで行われるべきか? 環境社会学会における西粼伸子氏の発表を記事化する。(構成 / 小島瑳莉) ■信頼が失墜した政策決定者・専門家 おはようございます。福島大学の西粼伸子です。今日は「避難区域外の児童生徒等の放射線防護についての一考察」

    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2013/02/15
    これは良記事。やっと公共政策クラスターが登場し、正調な分析を披露してくれた気がする。公共政策クラスターの人はもっともっと表に出てきてほしいなぁ
  • SYNODOS JOURNAL : いじめを止めたい大人たちへ ―― 「ストップいじめ!ナビ」第二弾更新にあたり

    2013/2/19:0 いじめを止めたい大人たちへ ―― 「ストップいじめ!ナビ」第二弾更新にあたり 解決への兆しが見えない「いじめ問題」に一石を投じようと、様々な分野の専門家らが有志で集まり、立ち上げたストップいじめプロジェクトチーム。いじめで苦しむ子どもたちへの支援を行うことと共に、いじめの発生リスクをできるだけ抑制する社会環境作りをめざして、多岐に渡る取り組みを行っている。 彼らによるいじめ対策のポータルサイト「ストップいじめ!ナビ(http://stopijime.jp/)」の開設から三ヶ月が経過し、先日第二弾更新が行われた。今回の更新では、「いじめに関する統計データ集」「裁判例紹介」「LGBTいじめの関係の説明」といった新たな項目が追加され、大人たちがより多面的にいじめの現状を理解できるようになっている。 谷川弥一文部科学副大臣による「いじめ対策に武道の先生や警察OBを導入すべ

    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2013/02/06
    良記事。統計データと「線引き問題」に関する司法判断の例を挙げながらの議論
  • SYNODOS JOURNAL : 原発事故と調査報道を考える 奥山俊宏(朝日新聞記者)×藍原寛子

    2013/2/59:0 原発事故と調査報道を考える 奥山俊宏(朝日新聞記者)×藍原寛子 原発震災後、メディアの報道が大きな関心を集めている。福島県内外で避難者の取材をするなかで、国や東電、行政そしてマスメディアに対して、「震災について十分な情報を提供してくれなかった」と疑問をもったという声を何度も聞いた。来、メディアは住民、読者や視聴者の側に立ち、報道によって十分な情報を提供し、それによって人々のより良い行動の選択へ大きな役割を果たすことを期待される。そのメディアへも不満が募ったことは、今後も起こりうるであろう複合災害や原発事故の報道について大きな宿題を残した。 そこで、原発事故当時、東京電力の記者会見を取材、『検証 東電テレビ会議』(朝日新聞出版、共同執筆)、『ルポ 東京電力 原発危機1カ月』(朝日新書)を上梓した記者の奥山俊宏さんに原発事故と調査報道について聞いた。奥山さんは社会部や

    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2013/02/06
    これはものすごく良記事。奥山氏の姿勢はすごく真っ当だと思う。ぜひ本も買います
  • SYNODOS JOURNAL : 地産地消のためのセカンドオピニオン 五十嵐泰正

    2012/12/1211:0 地産地消のためのセカンドオピニオン 五十嵐泰正 ■直販農家へのターゲティング 放射能のホットスポットとなってしまった千葉県柏市。この地で、農家・消費者・流通業者・飲店が顔を合わせて、協働的な問題解決を試みた「安全・安心の柏産柏消」円卓会議。11月27日に当サイトで公開された記事「「My農家」方式の放射能測定がもたらしたもの」 http://synodos.livedoor.biz/archives/2001647.htmlでは、円卓会議が採用したきめ細かな放射能測定と、自主基準値の意義について紹介した。 「My農家」プロジェクトが一定の成果を収めることができた大きな要因とは何か? そのひとつとして無視できないのは、巻き込んでいく農家にも、訴えかけようとする消費者に対しても、全方位的に目を向けなかったことだろう。一般住民=消費者にとっては、抜群の鮮度で高品質、

  • SYNODOS JOURNAL : 『僕らはいつまで「ダメだし社会」を続けるのか』著者、荻上チキ氏に聞く ―― 社会をアップデートするために僕らができること

    2013/1/159:0 『僕らはいつまで「ダメだし社会」を続けるのか』著者、荻上チキ氏に聞く ―― 社会をアップデートするために僕らができること いつの間にかギスギス・ピリピリとしてしまった日社会。20年間の景気低迷により、予算を削り合う政治がつづき、当に必要な支援をすることにさえにも批判が集まるような社会になってしまった。 そんな今、日に必要なのは、個人を激しく攻撃し、足を引っ張る「ダメ出し」ではなく、ポジティブな改善策を出し合う「ポジ出し」ではないだろうか。シノドス編集長・荻上チキはそう提案する。 2012年11月『僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか 絶望から抜け出す「ポジ出し」の思想』が上梓された。デフレ、いじめ問題、バラマキ政策、生活保護論争、財政問題、ネット条例……。書では現代社会のさまざまな問題を扱い、どのように考えればいいのかといった思考のフレームワークを提

    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2013/01/16
    「ポジ出しできるリベラル」という希望のために期待するし応援するし協力したい
  • SYNODOS JOURNAL : リスクを決めるのは科学ではなく、社会だ ―― シンポジウム「みんなで決める安心のカタチ 〜 ポスト311の地産地消を目指して」

    2012/12/269:0 リスクを決めるのは科学ではなく、社会だ ―― シンポジウム「みんなで決める安心のカタチ 〜 ポスト311の地産地消を目指して」 東京電力福島第一原子力発電所の事故により、ホットスポット問題に直面することになった千葉県・柏市。放射能汚染の心配から、柏産農作物の売り上げは著しく減少した。そのような状況のなかで「柏の野菜を安全に美味しくべたい!」という思いのもとに立ち上げられた「安全・安心の柏産柏消」円卓会議。消費者や農家の協働により、農場ごと、品目ごとのきめ細やかな放射能測定を行い、消費者からの信頼回復に努めている。 プロジェクトの開始から一年半が経ち、集大成となる『みんなで決めた「安心」のかたち〜 ポスト3.11の地産地消をさがした1年』の出版を記念して、柏市民会館でシンポジウムが開催された。円卓会議事務局長である五十嵐泰正さんの司会のもと、様々な立場に立つパネ

    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2012/12/27
    建設的で素晴らしい
  • SYNODOS JOURNAL : 『ブラック企業』著者、今野晴貴氏に聞く ―― ブラック企業 〜 この、とんでもない妖怪に立ち向かうために

    2012/12/259:0 『ブラック企業』著者、今野晴貴氏に聞く ―― ブラック企業 〜 この、とんでもない妖怪に立ち向かうために 超大手衣料品メーカX社。「グローバル展開」を売りにし、就活生からも人気が高い。内定者にも有名大学出身者が集まる。そんな優良企業に内定を決め、就活エリートとなったAさん。希望に胸を躍らせ入社してみると、そこに待っていたのは不条理な研修と過酷な労働環境であった。残業続きで寝不足の彼女は、遅刻することを避けるために床で寝る日々。とうとう精神疾患に陥り退社することになる……。 若者の心身が擦り切れるまで労働させ、働けなくなると使い捨てる「ブラック企業」。就活難を乗り越えても、さらなる困難が若者を待ち受けている。そんなブラック企業が蔓延る日社会に、警鐘をならす人物がいる。 NPO法人POSSEを立ち上げ、1000件以上の労働相談に関わる今野晴貴氏。今年11月に「ブラ

  • SYNODOS JOURNAL : データで政治を可視化する(1/2) 菅原琢×荻上チキ

    2012/12/109:0 データで政治を可視化する(1/2) 菅原琢×荻上チキ 「ダメ出し」ではなく「ポジ出し」を! 非難やあら探し、足の引っ張り合いはもういい。ポジティブで前向きな改善策を話し合おう――。気鋭の評論家と政治学者による対談。印象論で語られがちな政治の見方を変える方法とは? 日の難題をかたづけよう 経済、政治教育、社会保障、エネルギー (光文社新書) ■政治学の中の計量分析 荻上 SYNODOS編で今年7月に刊行した『日の難題をかたづけよう』では、菅原さんに第二章「データで政治を可視化する」をご執筆いただきました。菅原さんがデータにこだわり続ける理由とは、一体何でしょうか。 菅原 現代の政治学では分析手法として計量分析は非常に重視されています。たとえばマクロ経済学では、国が公開したような公的なデータに従って研究をする人が多いと思いますが、政治学の場合は基的にそういっ

  • SYNODOS JOURNAL : 自殺は「身勝手な死」ではなく社会の問題〜自殺対策支援センターライフリンク副代表・根岸親氏インタビュー

    2012/11/2210:45 自殺は「身勝手な死」ではなく社会の問題〜自殺対策支援センターライフリンク副代表・根岸親氏インタビュー 自殺対策支援センターライフリンクの副代表を務める根岸親氏(撮影:濱田敦子) 写真一覧BLOGOSが「知」のプラットフォームSYNODOSとタッグを組んでお送りするインタビューシリーズ「SYNODOS×BLOGOS 若者のための『現代社会入門』」。  ここ数年、日の年間自殺者数は3万人を上回った状態で高止まりしています。「3万人」という数字の重さと、取り組むべき施策について、自殺対策に取り組むNPO法人ライフリンクの副代表である根岸親氏に聞きました。(取材・執筆:永田 正行【BLOGOS編集部】) ■1日80〜90人ぐらいが絶え間なく亡くなりつづけている ―まず「自殺者3万人」という数字は、どれぐらいのスケールなのか教えてください。  根岸親氏(以下、根岸)

  • SYNODOS JOURNAL : 「『五体不満足』から遠く離れて」乙武洋匡×大野更紗

    2012/11/289:0 「『五体不満足』から遠く離れて」乙武洋匡×大野更紗 乙武洋匡氏 14年前に『五体不満足』を出版され、様々な活動をされてきた乙武洋匡さんと、大学院生の頃に突然難病を発症し、2011年に『困ってるひと』を出版された大野更紗さん。二人はいま、障害や難病になにを思うのか。 ■「みんな違ってみんないい」 大野 乙武さんが『五体不満足』を出版されて、14年が経ちます。14年というと、当時生まれた子供が中学生に、あの頃『五体不満足』を読んでいた人の中には結婚してお子さんを持たれているという方もいるかと思います。 いままでに何万回、何億回と同じような質問を繰り返し訊ねられてきたかと思いますが、この14年間、どんなことを思って活動を続けてこられたのか、改めてお聞かせください。 乙武 そうですね。14年間あまり変わっていないような気がします。僕が『五体不満足』を書いたのは、金子みす

    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2012/11/29
    良企画&良記事
  • SYNODOS JOURNAL : 「My農家を作ろう」方式の放射能測定がもたらしたもの 五十嵐泰正

    2012/11/279:0 「My農家を作ろう」方式の放射能測定がもたらしたもの 五十嵐泰正 ■「安全・安心の柏産柏消」円卓会議の発足から「独自」の測定メソッドへ  これから2回にわたって、千葉県柏市において展開されてきた、「安全・安心の柏産柏消」円卓会議による協働的な放射能測定の取り組みの一端を紹介しつつ、その活動の中で事務局長を務めたわたしが考えてきた、いくつかの社会的な論点を検討していきたい。  東京都心から電車で北東に45分ほどに位置し、典型的なベッドタウンである千葉県の柏市。もう忘れた読者もいるかもしれないが、福島第一原発事故後の3月21日に、放射性物質を含んだ雨が降ったために形成された放射能のホットスポットとして、昨春以来繰り返し報道されてきた街である。若いファミリー層を中心として、柏市を離れる「避難家族」も少なくなく、高度成長期以来ほぼ一貫して増加を続けてきた柏市の人口は、2

    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2012/11/27
    素晴らしい取り組み。敬服する
  • SYNODOS JOURNAL : 社会を変える新しい経済学(後編) 安田洋祐×荻上チキ

    2012/11/69:0 社会を変える新しい経済学(後編) 安田洋祐×荻上チキ ■開発経済学とランダム化対象試行 安田 行動経済学は最近の経済学を代表する新しい潮流で、しかもそこで得られた知見が実際の制度設計に役立てられている分野です。他に重要な成果を上げている分野に「開発経済学」があり、そこでは自然科学分野の手法であるランダム化対照試行(Randomized Controlled Trial)が取り入れられています。 ランダム化対照試行は、何か因果関係を導きたいときに特定の要因をコントロールする便利な手法です。例えば肥料を撒いてどれくらい収穫高に影響を与えるかを調べるとすると、耕作地の中を順番に区切ってランダムに肥料を与える場所と与えない場所を作る。そして、肥料に応じて実際の収穫高がどれくらい変わるかをみるわけです。貧乏人の経済学』(みすず書房、2012)。これ、タイトルがちょっといまい

  • SYNODOS JOURNAL : 「障害者の性」問題を通して、新しい「性の公共」を考える 坂爪真吾

    2012/11/129:0 「障害者の性」問題を通して、新しい「性の公共」を考える 坂爪真吾 「障害者の性」問題を解決するための非営利組織「ホワイトハンズ」代表の坂爪真吾さん。 障害者への射精介助を中心に、現在は全国18都道府県でケアサービスを展開している。 事業立ち上げのきっかけや今後の活動などについてお話を伺った。 (聞き手:荻上チキ) ■性産業の社会化 荻上 『セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱』が話題ですね。ホワイトハンズの活動をはじめてから何年目になりますか。 坂爪 2008年からスタートして今年で5年目になります。 荻上 活動内容はどういったことを? 坂爪 「障害者の性に関する尊厳と自立を守る」という理念を掲げて、性的な面でのケアサービスを行っています。自力で射精行為ができない重度の男性身体障害者に対する、射精の介助がメインです。介助方法は、普通の訪問介護と同じ倫理・サービス

  • SYNODOS JOURNAL : 脱政治化の時代の政治 吉田徹

    2012/11/99:0 脱政治化の時代の政治 吉田徹 原発の再稼動をめぐって、政府と原子力規制委員会との間の綱引きが続いた。前者は、再稼動の判断を規制委員会と事業者に求め、後者は自身のミッションは安全性に係るもののみであり、稼動そのものについては政府と事業者が判断すべきとの立場を崩していない。  差当たり、ここではどちらの立場と主張が正しいのかという判断は下さないでおこう。問題は、こうした政治と、一見政治の外部の存在する専門家集団との間の境界線はなぜ、いかに引かれるべきなのか、という問いにこそあるからだ。 ■専門家と政治  現代では、エネルギー政策のみならず、経済政策やIT政策から犯罪対策まで、いわゆる「専門家」の介在と介入がなければ、政策が存立しない状況になっている。正確に言えば、時代で大きな断絶的な危機が生じた場合、歴史的にみて専門家の介入が養成されるようになってきた。例えば、193

  • SYNODOS JOURNAL : ホールボディーカウンター〜調べてわかった被ばくの現状 坪倉正治×斗ヶ沢秀俊×早野龍五

    2012/10/129:0 ホールボディーカウンター〜調べてわかった被ばくの現状 坪倉正治×斗ヶ沢秀俊×早野龍五 ラジオ福島特別番組「ホールボディーカウンター〜調べてわかった被ばくの現状」                      ——2012年7月21・28日放送 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、福島県民は絶えず「放射線への不安」を抱えながら生きてゆくことを余儀なくされました。そして、事故から1年4ヵ月。様々な調査がなされ、少しずつ被ばくの現状が見えてきました。データから読み解く被ばくの現状と福島で暮らす上でのヒントや注意点などを、3人のスペシャリストに伺いました。(ラジオ福島HPより) ■自己紹介 ――去年の3月に東京電力福島第一原子力発電所で事故が発生しました。あの瞬間から、福島県民は放射線、放射能と共存して生きていかなくてはいけなくなりました。そのためにも私たちは放射線や放射

  • SYNODOS JOURNAL : リスクと無駄とコスト  山口浩

    2012/9/69:0 リスクと無駄とコスト  山口浩 8月が終わった。この夏心配された電力不足問題については、少なくともこれまでのところ、懸念されたような深刻なトラブルは発生していない。今もまだ残暑は厳しいので安心はできないが、突発的な大停電や、それを避けるための計画停電のような事態に陥るおそれは次第に低くなってきているといってもいいだろう。4月にこのシノドスジャーナルで、「この夏猛暑にならないように祈ろう」といったようなことを書いたが、祈りが通じたかどうかは別として、起きてほしくないと願った事態が発生しなかったことはたいへん喜ばしい。 「この夏を乗り切るために私たちがすべき10のこと」http://synodos.livedoor.biz/archives/1921452.html もちろんこれは、企業や家庭など各所における節電努力があってのことだ。特に、余力が厳しいとされていた関西電

  • SYNODOS JOURNAL : 政権交代と3・11で何が変わったのか? 雨宮処凛×飯田泰之

    2012/9/109:0 政権交代と3・11で何が変わったのか? 雨宮処凛×飯田泰之 ■想像力のなさが生む不毛なバッシング 飯田 このの単行が出てからもう3年になりました。日政治・経済・社会、その間に様々な事件があったわけです。それによって変わったこと、変わらなかったことは何なのか考えたいですね。 雨宮 あれから、政権交代とか、3・11とか、すごく大きなこともあって、でも、震災以降っていうのは、すごく貧困問題の優先順位が下がっていると感じますね。 じゃあ震災以前はどうだったのかというと、年越し派遣村を頂点として下火になり、若者の貧困ホームレス化なんかが当たり前のことになってしまっている。感覚が麻痺しているというか、それが容認されてしまっているような不気味さがあります。政権交代にも期待していたんですけど、民主党も貧困問題や雇用問題への関心が低下している。私の中ではそういう流れですね

  • SYNODOS JOURNAL : 民主主義が問われる夏  難波美帆

    2012/9/73:54 民主主義が問われる夏  難波美帆 2012年夏、私たちは、新しい民主主義のあり方を模索する大事な時を過ごしていた。私たちは、「原発依存度の提言のシナリオを具現化する国民的議論」を展開したことになっている。 現在日は、間接民主制をとっており、国の政策は選挙で選んだ議員たちが決める。国民誰もが直接政策決定に関与する国民投票は、日の場合、憲法改正のときにだけ行われる。世界の多くの国々も、間接民主制をとっている。 ところが近年、世界の国々で、代議士による間接民主制を補う、参加型民主主義が取り入れられるようになってきた。これは国民全員が参加することは必ずしも意味せず、少数の代表的な人々による時間をかけた議論の末の意見を政策に生かすという試みを指すこともある。■結果は「原発ゼロ」 発表された数字は以下の通り。討論型世論調査では討論後47%が2030年の原発依存度「ゼロ」を

    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2012/09/10
    素晴らしい記事。一連の事象のキモを掬いとっていると思う
  • SYNODOS JOURNAL : 高等教育の量的拡大はどのように行われるべきか?  畠山勝太

    2012/9/58:52 高等教育の量的拡大はどのように行われるべきか?  畠山勝太 1.はじめに 民主党の「大学改革ワーキングチーム」で大学や短大などの修了者を同学年人口の95%にまで増やす計画を含んだ、高等教育の量的拡大を柱とした大学改革の報告書がまとめられ、この計画に4兆円を投入する方針が次期総選挙のマニフェストに盛り込まれる予定である事が7月に公開され、ニュースを賑わした。「大学生は多過ぎるのか、大学に行く価値はないのか?」の記事(http://synodos.livedoor.biz/archives/1903078.html)の中で、大学に行く価値があるのかどうかの議論の方法論を提示し、全体の平均で見ると大学に行くベネフィットが大学に行くコストを上回っているため、大学に行く価値はあるし、大学生は多すぎる事もないと議論した。95%という数字の妥当性はさておき、現状からの高等教育

  • SYNODOS JOURNAL : 早野龍五氏ロング・インタビュー2 ――原発事故後、なぜ早野氏は「黙らなかった」のか

    2012/8/279:0 早野龍五氏ロング・インタビュー2 ――原発事故後、なぜ早野氏は「黙らなかった」のか 「専門家は何でも知っている」から「専門家ほど疑わしい?」へ。「科学者は謙虚であるべき」だという一方、信頼できる専門知を求める声も大きい、そんな矛盾した状況の中で、なぜ早野氏は情報を発信し続けることができたのか? 編集長・荻上チキが聞くロング・インタビュー・パート2。  ■専門家は何でも知っている?  荻上:インタビューのつもりが、丁寧な講義を受けてしまいました(笑)。しかし、とても重要なお話を伺わせていただきました。改めて、放射線に関する知識を身につけることの重要さを痛感した次第ですが、もし早野さんのツイッターをフォローしていなかったら、おそらく僕はもっと低い点数だったと思います。 それほど早野さんのツイートからは、多くの重要な情報が発信されていると思います。早野さんは、原発事故以