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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/mit_sloan (12)

  • スマートフォン戦争の勝敗はついたのか - My Life After MIT Sloan

    もう一週間も前のことになるが、今回のゴールデンウィークは、いろいろなニュースが流れてきた。特に一番印象的だったのは、夜中に私のTwitterに飛び込んできたCNETのこちらのニュース。分かっていたこととはいえ、今更グラフでちゃんと見せられると結構ショックだった。 Apple, Samsung put hammerlock on smartphone profits-CNET (2012/5/4) 携帯電話市場における「プロフィットプール」つまりその業界の企業が出している利益全体を、誰がどのように分け合っているのか。Asymco社が算出した結果、2011年第四四半期において、アップルが全体の73%、サムスンが26%、台湾のHTCが1%を取っているという報告がされたという。 そのニュースに掲載されていた、2007年からの業界のプロフィットプールのシェア変遷を描いたグラフがこちらである。 このプ

    スマートフォン戦争の勝敗はついたのか - My Life After MIT Sloan
    takeishi
    takeishi 2012/05/13
    利益面ではアップルの圧勝/アップルに部品供給していて例えばiPhoneの5や6がどういう方向性になるのか判る立場のサムスンがiPhone4やiPadのそっくり機を出しちゃうのはいかがなものか(裁判になってるけど)
  • 何故Justin Bieberは米国匿名掲示板で叩かれるのか−米国版2chと格差社会 - My Life After MIT Sloan

    MIT Sloan MBA留学記とその後。2010年6月に卒業。留学情報、ワイン、イノベーション論、技術・組織論まで せっかくの連休なので、アメリカンポップスに関するネタを提供しつつ、社会問題を。 ていうか、多くの人にとってはJustin Bieberって誰よ?って感じだろう。 アメリカで今やLady Gagaの次くらいに絶大の人気を誇る、ティーンのアイドルです。 知らない人は多いと思うが、彼の叩かれ方を見ていると、アメリカの世相を顕著に表しているなぁと思ったので、書いてみることに。 1. Justin Bieberって誰よ? Justin Bieberは、現在アメリカのティーンアイドルで一番人気の、男性ポップシンガー。 2009年にデビューした、御年17歳のカナダ人。背はちっちゃく、17歳にしては童顔である。 歌はまあまあだが、とても上手いというわけではない。ダンス、楽器などが出来る感じ

    takeishi
    takeishi 2011/05/05
    夢(アメリカンドリーム)の無い社会になりつつあるアメリカ
  • 米国ではグルーポンの何が問題になってるのか - My Life After MIT Sloan

    最近日でも話題のグルーポンであるが、米国では先週のスーパーボウルでやらかしちゃって大変なことになっている。 先週日曜(2/6)のスーパーボウルでグルーポンが出したTVコマーシャルが、チベット騒乱を利用したものだったため、米国中の人々の批判を買っている。 スーパーボウルとはアメフトのファイナル。 日で言うと、ワールドカップ日本代表が決勝まで勝ち残るレベルの国民的イベント。 その試合中3回に渡って流されたというCMの内容は、こういうものだ。(Lilac 訳) 美しいヒマラヤ・・・、世界で一番美しい場所のひとつだ。 そこに住むチベットの人々は今大変な目にあっており、彼らの美しい文化は失われようとしている。 でも彼らは、驚くほどうまいフィッシュカレーをいまだにべているんだ! グルーポンのクーポンを使えば、シカゴのヒマラヤレストランで、このフィッシュカレー、30ドルのところを、なんと15ドルで

  • 中国がレアアース輸出規制したって怖くない理由 - My Life After MIT Sloan

    尖閣諸島問題に関連して、中国が日へのレアアース(希土類)輸出を禁止したという報道は、 中国当局は否定していたが、結局那覇地検が中国人船長の釈放をしてしまい、真偽がわからないまま終わってしまった。 今回はこれで終わったが、自動車や半導体、光学製品など日が強みとする産業で使われるレアアースは、 世界的にも9割以上の産出を中国に頼っている状況だ。 中には中国でしか産出しないとされている元素もある。 日の製造業にとって、政情の不安定さもある一国に資源を依存し続けるのは危険な状況だ。 実際、8月末にも中国がレアアースの輸出を制限している。 (参照記事:レアアース輸出拡大、中国側「ゼロ回答」―2010/08/29 朝日新聞社) 世界的にレアアース需要が高まる中の独占状態なので、値段を吊り上げようという意図もあるだろうし、 中国の製造業企業に、日などと比べて競争力を持たせたいという意図もあろう。

    中国がレアアース輸出規制したって怖くない理由 - My Life After MIT Sloan
    takeishi
    takeishi 2010/09/25
    なるほど中国は露天掘りに近い状況なのか
  • 不景気だからこその移民政策のススメ - My Life After MIT Sloan

    に関する、海外の新聞記事やアナリストレポートを読むと、「日は3度目のLost Decade(失われた10年)」に突入するのか」というのをよく目にする。 1990年代初めから20年続いているが、またあと10年続くのか、それとも日はまた昇るのか。 日の経済がデフレから脱却し、もう一度活性化するのに、日政府に出来ることって何だろうか。 金融政策は、やれることはやりつくしている感あり。 かつての半導体のように、通産省(経産省)主導でイノベーションってのも、今の時代では難しい。 政府に出来るのはもっと大胆な政策、法人税制や移民政策だろう。 移民政策については、今世紀初めころから議論が高まり、移民政策を検討する政治団体も出来たり、 2008年10月には経団連から「日型移民政策の促進」をうたうレポートも出た。 ところが、リーマンショック後の製造業を初めとした大量解雇で、移民政策の「い」の字も

    takeishi
    takeishi 2010/07/28
    アメリカは高機能移民のみを受け入れる政策は採っていないし、日本で働く外国人は現状でもかなりの人数が入って来ているはず
  • 日本企業は「社内公用語=英語」しないともう世界で生き残れない - My Life After MIT Sloan

    昨日、東洋経済のサイトに載っていた、楽天の三木谷社長のインタビューを呼んで、これはすごい、と思った。 「三木谷浩史-英語が出来ない役員は2年後には首にします」-週刊東洋経済インタビュー 実は私も以前から、「ものづくり」の品質では勝てなくなってきた分野では、日以外の市場でのプレゼンスをもっと確立するために、組織全体が英語を当然のように話し、日人以外の視点で当たり前のように考えられるようにならなきゃだめだ、と思っていた。でも、当にこれを実践する企業があるとは、と驚いた。 三木谷氏には、約2年前にボストンで直接お話しする機会があり、そのときも「この会社は日以外の市場に格的に展開しないとヤバイと思ってるんだな」と感じたが、この記事からはその気度がひしひしと伝わってきた。 この10年、20年のうちに、日企業は日社内でも英語が飛び交っているのが当然になるようになっていないと、「ガラパ

    takeishi
    takeishi 2010/06/20
    そんなにいい事なら、なんで今までやった会社が少ないんだろう?という疑問が/外国人が日本で起業して大会社になった例とか、そもそも日本で起業する価値について、いろいろ考える
  • どんだけマッチョじゃないと起業できないんだ、日本は。 - My Life After MIT Sloan

    人材の流動化と企業に関するエントリは、私の考えも尽きたので、何か動きがあるまで、 前回の記事(「一流企業の正社員」も流動化が出来る社会へ-My life in MIT Sloan) を以っていったん寝かせておこうかと思ったんだけど、 Willyさんが面白い記事を書いてくれたんで、ご紹介がてら。 だって彼、最近はChikirinさんにご執心みたいで、最近全然あたしのところに来てくれなくて、寂しいんだもの。 (と売れないホステスみたいなことを言ってみる。) 起業したい若者に対する大人の音-統計学+ε:米国留学・研究生活 Willyさんは、読売新聞が運営している「発言小町」という、半ば人生相談質問サイトになっているところで、 就職活動をやめて、自分で起業しようと思っている大学3年生になりきって、投稿をした。 質問の内容は、不確実な時代なので品業界がいいと思っている。 しかし、品業界の大企業

  • MITでアニメの研究してる人たちと「サマーウォーズ」を見た - My Life After MIT Sloan

    昨年夏に日で話題になったアニメ映画「サマーウォーズ」がMITで上映されたので、友人と見に行った。 監督の細田守氏にも会えた。 何でも、MITでアニメやJポップなど現代日文化研究をしてる教授が、監督をボストンに呼んだのだそうだ。 (画像クリックするとこのページに行きます) 世界最高峰の科学技術の大学であるMITは、ご多分に漏れず日のアニメやゲームが好きな人も多い。 そのアニメオタクぶりが嵩じてなのか、当に研究をやってる人も結構いる。 今回、映画会を主催した文化人類学のコンドリー助教授も、日アニメの研究もやっており、 最近は「萌え」ブームの中で愛や性はどのような装置で語られてるか、なんてこともやってるらしい。 MITの比較メディア論学科(CMS) には、他にも日のアニメやゲームを研究対象にしている先生や学生がいる。 映画会を見に来てるのも、ほとんど日人以外の学生ばかり。 多くが、

    MITでアニメの研究してる人たちと「サマーウォーズ」を見た - My Life After MIT Sloan
    takeishi
    takeishi 2010/03/08
    大学の上映会ですらポップコーンスタンド用意www/DSから花札の連想はしなかったなあ。
  • 日本の出版社が直面するイノベーションのジレンマ - My Life After MIT Sloan

    なんて話は、アマゾンが日に進出した10年前から言われてることであるが、 最近、書籍のEコマースなんて話より、電子書籍の普及で問題が格化しているので、私なりにまとめておくです。 要は、出版社が電子書籍ビジネスに格的にコミットできないジレンマのことだ。 私の感覚では、今後5-10年のうちに電子書籍がかなりの書籍出版を塗り替えると予測しており、 日の出版社ビジネスは数年もしないうち、かなり侵されて縮小するんじゃないか、と思っている。 (一方アメリカでは時間かかると思ってる。日が一番早い。理由はそのうち) 書籍、そして雑誌がやばい。 「え、電子書籍もうやってるじゃん、電子コミックとか。」とか言うなかれ。 確かに一部の売れない書籍や二次コンテンツの電子化を行ってる出版社は多いけれど、 あんなの子供だましメインのビジネスとして始めてる大手の出版社は無いでしょ? 電子書籍ビジネスは、既存のビ

  • 米国では雑誌が稼げ、日本では書籍が稼げる - My Life After MIT Sloan

    先日、米国在住の友人某氏と会って話していたときのこと。(ご馳走様でした♪@コメント欄) たまたま、日には月刊誌のように書籍を出して稼いでいる有名人がいる、という話になった。 そのとき彼女は「へえ、どうしてその人は雑誌を出さないのかしら?」と言った。 アメリカで有名人が稼ぐモデルは講演会と雑誌 彼女によると、有名人が米国で稼ぐ方法は主に二つあるという。 ひとつは、講演会をバンバンひらいて、講演費でかせぐ。 これは日にもあるモデルだ。 一回100万円とかいう講演を年に100回やって、一億稼ぐってやつだ。 もうひとつは、自分の名前を冠した雑誌を発行して、それで稼ぐモデルだという。 例えば、米国にはMartha StewartとかKatie Brown、Rachel Rayといったカリスマ主婦といわれる有名人がおり、 彼女らは自分の名を冠した雑誌を作り、料理や家事のコツ、彼女自身との対談などを

  • 高級ワインの製造原価は実はたったの15ドル - My Life in MIT Sloan

    ソファーに寝っころがりながら、今週号のWine Spectatorを読んでいて目が飛び出る。 "Why Luxury Wines Are Here to Stay"−何故高級ワインがまだあるのか−という記事で、 「高級ワインを皆がいつまでも扱うのは、安いワインよりずっとマージンが良いから」ということが書いてあるものだが、驚いたのは数字。 You might think that very expensive wines have correspondingly stratospheric production costs. But it's not so. Inexpensive wines do see higher vineyard yields, which is a critical element in the cost of producing a wine. And they

    takeishi
    takeishi 2009/11/30
    冷静に考えると15ドル、ボトルあたり1300円くらいって結構それなりの値段である(しかも原価)
  • 何故デルタ航空はJALが欲しいのか (15.013 Industrial Economics) - My Life After MIT Sloan

    MITスローンは、他のMBAに比べて航空業界のケーススタディが圧倒的に多い。 去年の記事でも書いたけど、会計でも、組織論でも、確率統計論の授業でも、航空業界ばかり。 最近私がハマッてる、Pindyck先生の「産業経済学」(Industrial Economics)の授業もすごい力の入れようだ。 週に二回授業があるんだけど、先週は2回ともエアラインで、今週は2回とも航空機メーカー(ボーイングとエアバス)だ。 もちろん、航空業界をテーマにしながらも、似た構造を持った産業についても同時に考えるんだけど、 これだけやると、自然と普段のニュースでも航空業界に目が行ってしまうね。 で、まあ題なんだけど、先週の記事で書いたように、デルタ航空がJALとの提携を狙って頑張ってるようだ。 先週のWall Street Journalの記事によると、デルタ航空はゴールドマンサックスを雇ったり、PR会社を雇った

    何故デルタ航空はJALが欲しいのか (15.013 Industrial Economics) - My Life After MIT Sloan
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