優秀なネットゲーマーが働ける会社を作りたくて 8日、ドワンゴの川上量生会長、ひろゆき氏、ニコニコ動画の運営長を務める中野真氏、ITジャーナリスト・佐々木俊尚氏の4人が、これまでのドワンゴとニコニコ動画の歴史をニコニコ生放送で語った。これは、佐々木氏の著書「ニコニコ動画が未来をつくる ドワンゴ物語」(amazon.co.jp)の発売を記念して行なわれたもので、この本では延べ30人にわたる取材を通じ、謎の多い「ドワンゴ」の全貌を初めて体系的に明かしている。 川上会長はドワンゴを作ったきっかけを「優秀なネットゲーマーが働ける会社を作りたかった」からと話す。そこで集まったメンバーが「廃人軍団」と呼ばれる社員たちだ。中野氏もその「廃人」たちの1人だった。 「当時はテレホの時代で、昼12時より夜12時の方が人が多かった」と中野氏は話す。会社の回線でネットゲームをやっていたこともあり、おかげで月の電話代