http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4480063927.html 仕事帰りに久しぶりに本屋に寄った。何か面白そうな本がないかと思ってぶらぶらしていると哲学の棚にアンドレ・シャステルの『ローマ劫掠』があるのを見つけた。お値段は8500円と少々お高いが図版も135点と豊富なのが決め手となり購入してみた。500頁を超す大著であるが暇を見つけて読んでみたい。新書の棚を見ると、渡辺竜王の新刊書が平積みされていた。結構売れ行きがいいらしく増刷が決まったようだ。題名を見てもわかるように将棋の本ではあるが、戦術書ではなく将棋を知らない一般の読者に将棋や将棋界をわかりやすく説明したものに仕上がっている。 内容的にはさほど新味はない。あっという間に読んでしまった。渡辺自身の経験を踏まえて現在の将棋界について上手にまとめている。いや、まとまりすぎて面白くない。持前の毒舌(?