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ブックマーク / sakstyle.hatenadiary.jp (10)

  • 10周年 - logical cypher scape2

    今年、10周年というと、つい先日10周年ライブをやったアイドルマスターや、8月に10周年記念イベントを行うマルチネがあったりしますが、当ブログlogical cypher scapeも、日で10周年を迎えることとなりました。 10年もブログ続けてるなんて、我ながら驚きです。 まあ、10年続いたから何、ということもないですが。 昔に比べてブクマ数が伸びるようになった気はするので、長年やってることで読者数増えているのかなと思いますが、かといってアルファブロガーだ、というようなこともないですし。 でもまあ、1つの区切りです。 ところで、2005年から10年経っていることよりも、2010年から5年経っていることの方がショックが大きいんですが……。 こんなブログなので10周年記念イベントとかも特にないんですが、一応こういう機会なのでこの10年を振り返ってみようかなという主旨の記事となります。 この

    10周年 - logical cypher scape2
    takshiaikou
    takshiaikou 2015/07/24
    おめでとうございます
  • 村上裕一『ゴーストの条件』 - logical cypher scape2

    ゼロアカ道場優勝者である村上裕一によるデビュー作。 これで長きにわたったゼロアカ道場企画も当に終結したと言える。 キャラクターというものが現代オタク文化の中で拡散している様をゴーストという概念で捉え直し、そのリアリティを批評している。 三部構成で成っており、第一部はアイドル論から接ぎ木する形でキャラクターについて、第二部は2chやニコニコ動画における創作からゴーストについて、第三部はノベルゲームなどの作品論を通じてキャラクターの生について論じられている。 なんだろうな、自分だったら絶対こうは書かないだろうとも思うのに、それから取り上げられている作品についても知らない*1ものの方が多いのに、すごく共感してしまうというか、考えていることが似ていると感じるところが多かった。 そういう意味で実に刺激的であった。 明晰さを追求する哲学・思考を触発する哲学 - Togetter というのがあって、

    村上裕一『ゴーストの条件』 - logical cypher scape2
  • 第9回文学フリマお疲れ様でした - logical cypher scape2

    日曜日は、第9回文学フリマでした。 参加された皆様、事務局や運営スタッフの皆様、お疲れ様でした。 筑波批評社ブースを訪れて下さった方、お買い上げいただいた方、ありがとうございました。 「感想を書き終わるまでが文学フリマです」 というわけで、まあざっとコメントしてみたいと思います。 『クロニック・ラブ』終わりの会 まず、ブックデザインがかっこいい! 表紙もいいんだけど、谷島貫太インタビューの斜めの段組や注釈エリアやルビの振り方とかが、デザインとリーダビリティがうまく共存している。誌面デザインに凝るとリーダビリティが落ちるということがよくあるけれど、『クロニック・ラブ』はそんなことがない。 そしてこの特集テーマである「サーバーパンク」と、谷島貫太によるスティグレールの紹介がとても面白かった。スティグレールは、インターコミュニケーションで名前を見掛けたことがあるなあ程度だったのだけど、面白そうな

    第9回文学フリマお疲れ様でした - logical cypher scape2
  • 第九回文学フリマ・『筑波批評2009冬』告知! - logical cypher scape2

    12月6日に大田区産業プラザPiOにて行われる文学フリマに、筑波批評社で参加します。配置番号は、R-1です。 新刊『筑波批評2009冬』がでます。 想像の涯ての眩暈 シノハラユウキ 世界の中心で亜人 シノハラユウキ ハイエク『市場・知識・自由』を読む 二〇一〇年代にWebサービスはあるのか? 伊藤海彦 新たなる神の顕現?――2ちゃんねるにおける<神>概念について 藤田直哉 詳しくは、『筑波批評2009冬』内容紹介 - 筑波批評社 僕は今まで書いてきたフィクション論のまとめ、みたいなものを書いています。 ゼロアカ道場に参加した時の2008秋号で書いたフィクション論がありますが、あれの完全版のようなものです。もっともあの時のものとも色々と変わっているのですが。 西村清和だったり伊藤剛だったりグッドマンだったり古川日出男だったり黒沢清だったりです。 それからもう一つは、冲方丁「シュピーゲル」シリ

    第九回文学フリマ・『筑波批評2009冬』告知! - logical cypher scape2
    takshiaikou
    takshiaikou 2009/11/29
    宣伝とトラバありがとうございます。
  • 『社会は存在しない』限界小説研究会編 - logical cypher scape2

    サブタイトルに「セカイ系文化論」とある通り、セカイ系評論集となっている。 「何を今更セカイ系なんて」と思う向きにも、ちょっと立ち止まってもらいたい。 これは、セカイ系と称されてきた作品について論じる、というわけではなく、セカイ系という概念がどこまで使えるのかということをテストしているなのである。 では、何故そのようにしてセカイ系という概念をテストしなければならないのか。 そもそもセカイ系というのは、90年代後半からゼロ年代初頭にかけてのオタク的作品に見られた傾向に対して、揶揄的につけられた呼称である。ところが、ある時期までには軽蔑的なニュアンスはある程度まで薄れて、いわゆる「時代のリアル」を映している言葉として使われるようになっていった。 例えば、印象派という言葉もまた、揶揄的につけられた呼称であった。 セカイ系を印象派に喩えてみる、というのは、「何故今更セカイ系なのか」という問いに答え

    『社会は存在しない』限界小説研究会編 - logical cypher scape2
    takshiaikou
    takshiaikou 2009/07/16
    買うしかない
  • 思想地図シンポジウムVol.3「アーキテクチャと思考の場所」@東工大 - logical cypher scape2

    まず、感想の一つ目としては、何でこんなに沢山の人が来てるのか、と。 磯崎新、浅田彰、宮台真司、東浩紀、宇野常寛、濱野智史というメンツゆえ、というところなんだろうが。 僕はかろうじて会場の方で座ることができたが、第二会場すらも座りきれないほどの満員だったらしく、まあすごいとしか言いようがない。 終了後、ゼロアカの人たちやtwitterはてなの人たち*1と合流して、オフ会みたいな感じになった。今までも、東浩紀のシンポジウムのあとに、そういうことするのはわりとあったのだけど、僕がいったことあるなかでは、最大の人数だった(僕が知っている、この界隈の人が大体集まっていた感じ)。 来場者全体の人数も多かったし、友達や知り合いの数も多かったなあという話。 それ意外にも、あまりにも人が多すぎて、来てたはずだけど会うことのできなかった人もいる。 まあ何故こんな話からしているかというと、僕にとっては、シン

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  • 結果報告 - logical cypher scape2

    とはいえ、一体何から書けばいいんだろうか。色々ある。でも、うまく言葉に出来ないかもしれない。 まずは各チームの勝敗についてから。 これは、ずっとゼロアカのまとめ記事を書いてきてくれたid:noir_kさんの記事に載っている。得点表としてtokadaさんのtumblrも。ところで、noir_kさんとtokadaさんは、はてなの二大ゼロアカ・ウォッチャーだったと思う。noir_kさんはダイアリで、tokadaさんはブクマで。 1 project1980(やずや・やずや、三ツ野陽介) 2 最終批評神話 (村上裕一、峰尾俊彦) 3 形而上学女郎館 (筑井真奈、雑賀壱) 4 フランス乞 (坂上秋成、山田あずさ) 4 BL・やおい文学研究所 (斎藤ミツ、文尾実洋) 6 文芸空間 (松平耕一、天野年朗) 7 筑波批評社 (塚田憲史、シノハラユウキ) 8 Xamoschi (藤田直哉、井上ざもすき) や

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  • 宇野常寛『ゼロ年代の想像力』 - logical cypher scape2

    まず全体的な感想としては、面白かったし、方向性としても納得というか共感した。 しかし、読みながら、色々と批判したくなってくるのは何故なんだろうか。 とりあえず、以下、こののまとめと読みながら思った事を書いていくつもりだが、その中には「ここがおかしい」というものも含まれる。ところが、色々考えていると、それって単なる重箱の隅を突いているだけのように思えてしまう。重箱の隅つつきは面白くないよな、と思うので、あんまりしたくないのだが、何故かそういうものばかりが、読んでいてチラチラと頭をよぎるのである。 これは、このが、読んでいて自分のことを批判されているような気分にさせられるだからではないか、と思う。 重箱の隅を突きたくなるのは、図星だからなのであろうか。一方で、いや別に、この批判は俺のことを言っているわけじゃないなんだから、そんなに焦らなくても大丈夫、と思ったりもする。 それから、あとでも

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  • 「公共性とエリート主義」@新宿紀伊国屋サザンシアター - logical cypher scape2

    なんか、筑波批評メンバー総出(6人)で行ってきたw 会場に着くなり、「会場限定、東先生と北田先生のダブルサイン入り思想地図!」が売られていた。 客席には、思想地図関係の有名な人たちが結構いた感じ。 司会者が時間通りに始まらないことを詫びる。まあ、イベントなんてそんなもんだろうと思うが、理由が 「打ち合わせが盛り上がっていて」 会場から苦笑が漏れる。 真面目なレポートは既に沢山書かれているので、僕は不真面目なレポートを書こうかと思います。 まずは北田が報告を行い、それに対して鈴木、宮台、姜がコメントするという形で進む。 鈴木のコメントが終わったところで、東が 「北田さんがまとめて、それをさらにチャーリーがまとめて、僕が話すと、それをさらにまとめるという、三重の整理になってしまうんですよね」みたいなことをいう。 時々あるよね、みんな、まとめしか言わないことって。 とはいえ、今回は続く宮台が、北

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  • 「国家・暴力・ナショナリズム」@東工大 - logical cypher scape2

    1月22日17:30〜20:40くらい 東浩紀、北田暁大、萱野稔人、中島岳志、白井聡 レポートはすでにいくつか上がっているみたいだし、『思想地図』にも掲載されるっぽいので、ここでは書きません。 むしろここでは、シンポで語られた内容よりはむしろ、面白かったこととか雰囲気とかを書く。 一応、内容は書き留めていて、ルーズリーフ4枚半(9ページ)くらいの分量*1。 東を筆頭に、喋るのが早いので、腕が疲れたw 東自身が、抽象的なことをやりたいと言ったとおり、抽象的というか原理的な話が聞けて、勉強になったし、とても面白かった。 書くのに必死で、あんまり聞きながら考えるということは出来なかったけれど(^^; 聞いていてとても納得した。 600人収容の講堂で、満席。 「立見の人は、前の方に空いてる席があるので休憩時間にそちらに座って下さい」ということを、話の途中に東が言うくらいの混み具合。 多分学生が一番

    「国家・暴力・ナショナリズム」@東工大 - logical cypher scape2
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