武術は、アート。処世術は、水のように。 ブルース・リーの格闘術と哲学「ジークンドー」に魅せられ、追求し続ける—— 6代目編集長、ハマ·オカモトさんとお届けしている特集「続ける、変わる、続ける。」。今回はテーマにちなんだエッセイをお届けします。 今回ご寄稿いただいたのは、武術「ジークンドー」のインストラクター・武術家である石井東吾(いしい とうご)さん。以前ハマさんが出演していたTV番組で共演されたことを機に親交を深めたというお二人。今回もハマさんたっての希望により実現しました。 ジークンドーとは、映画『燃えよドラゴン』で世界的に有名なブルース・リーが創始した武術のこと。石井さんは10代でジークンドーに出会い、その後ブルース・リーの直弟子の元で修行を重ねながら25年間ジークンドーとともに生きてきました。そんな石井さんが書かれた著書『陰と陽 歩み続けるジークンドー』(Gakken・2023年)