現役会計士が語るビジネス・会計・投資コラム このWebサイトに記載された事項は執筆者の私見であり、執筆者の所属ないし関係する機関・組織の見解ではないことをお断りしておきます。 明時代の城壁に立つ永寧門(南門) 筆者撮影 4月の中旬、中国の発展する内陸都市、西安を訪問してきました。西安はもともと、隋唐時代以前の都、長安であり、史跡豊富な場所ですが、近年は、中国政府が進めるシルクロード経済圏構想「一帯一路」戦略の中心都市として、著しい発展を遂げていました。 西安中心部には、明朝時代からの城壁が残るため、特に城壁内部の旧市街は、史跡保護もあって開発が規制されているようでした。しかしながら、城壁の外部に一歩目を向けると、林立する高層ビルやマンション、次々に建設される道路や地下鉄など、インフラ整備も着々と進んでおり、おそらく、10年ほど前に、中国深センを訪れた際と同じような熱気が漂っていました。同行