タグ

ブックマーク / optronics-media.com (4)

  • JAXA,衛星と64APSKによる505Mb/sでの通信に成功

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究グループは,これまで地球観測衛星では実用化されていなかった,周波数利用効率が8PSK方式の2倍,16QAM方式の1.5倍の変調方式である,64値振幅位相変調方式(64APSK)について,衛星からの送信技術,地上での受信技術を開発することに成功した(ニュースリリース)。 近年の地球観測衛星は,数十cmの物体まで見分けられる能力を持っているが,観測データを地上に伝送するためには,高速な伝送回線が必要となる。しかし,電波の周波数帯域幅は限られており,観測データの伝送の高速化のためには,周波数帯域幅を効率よく利用する技術の開発が課題となっていた。 研究グループはアイ電子と協力し,優れた歪特性を持ち高効率な窒化ガリウムを用いた高周波増幅器を開発した。また誤り訂正符号にターボ符号を採用することにより,効率の良いデータの誤り訂正が可能となっている。装置はアドニクスが

    JAXA,衛星と64APSKによる505Mb/sでの通信に成功
    takuwz
    takuwz 2017/05/06
  • 米COHERENT社,独ROFIN社を買収

    米COHERENT社と独ROFIN-SINAR TECHNOLOGIES社(ROFIN)は,両社の取締役会において全会一致で,COHERENT社がROFINを約9億4,200万ドル(現金一株当たり$32.50)で買収する最終合意に至ったと発表した(ニュースリリース)。 COHERENT社の社長兼最高経営責任者のJohn Ambroseo氏は「同社とROFINの統合は,材料加工分野における同社のポジションを向上するまたとない機会である。ROFINのポートフォリオが加わることで,レーザー・フォトニクスベース技術とソリューションの世界的リーダーである同社の事業能力が強化され,株主により一層の価値が提供できるようになる」と語っている。 ROFINは米国・ミシガン州とドイツ・ハンブルグに社置き,従業員は約2,200名で,日にも現地法人がある。産業用レーザーやコンポーネント,システムの開発を手掛け

    米COHERENT社,独ROFIN社を買収
    takuwz
    takuwz 2017/04/13
  • kWクラスのファイバレーザ加工機は普及期へ─参入メーカ各社の販売展開が活発に

    kWクラスのファイバレーザ加工機市場の拡大が期待されている。省エネ設備導入に対する国の補助金支援制度の後押しもあり,レーザ加工機メーカの販売へのアプローチも活発化している。 ファイバレーザ加工機市場は,国内では5 年ほど前から立ち上がり,参入メーカも増えた。現在,アマダ,三菱電機,ヤマザキマザック,コマツ産機,村田機械,ドイツ・トルンプ,イタリア・サルバニーニなどが製品化しており,薄板鋼板の加工向けを中心に導入が進んでいる。 加工性能は格段に上がり,軟鋼やステンレス,アルミの厚板においてCO2レーザと同等の切断加工が実現されている。しかし,切断面の品質には課題が残る。ファイバレーザ加工機は,おおむね板厚3.2 mmを境にCO2 レーザ加工機とのすみ分けがされているが特に薄板では加工スピードに差が出る。また,銅や真鍮などの高反射材料に対する加工性能も高い。 去る7月15 ~18日の4日間にわ

    kWクラスのファイバレーザ加工機は普及期へ─参入メーカ各社の販売展開が活発に
    takuwz
    takuwz 2017/04/13
  • 筑波大、ベンゼン環を開裂させる反応を世界で初めて発見

    筑波大学は、ベンゼンとシクロブタジエンが反応し、ベンゼン環(C6H6)が形式的にC4H4とC2H2の2つのフラグメントに開裂する反応を世界で初めて発見した。 ベンゼンは代表的な芳香族分子の一つで、炭素原子6個が環状に結合した安定な構造であるため、多くの有機化合物の基骨格となっている。ベンゼンの反応は、一般にベンゼン環の水素原子を他の原子や置換基に置き換える置換反応であり、ベンゼン環構造そのものを壊す反応は、穏やかな条件下では進行しない。 ベンゼン環を壊すためには、芳香族性のもとになっている安定化の大きなエネルギーを越えることが必要と考えられる。一方、シクロブタジエン(C4H4)は、炭素原子4個からなる環状構造をもつ分子だが、非常に不安定で反応性が高いという性質を有している。 この研究では、シクロブタジエンの極めて高い反応性を利用して、ベンゼンの環構造を活性化し、その炭素骨格を壊すことに成

    筑波大、ベンゼン環を開裂させる反応を世界で初めて発見
  • 1