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今年で東大駒場の非常勤講師を辞め、1年間実施した英日翻訳ウィキペディアン養成セミナーは来年から本務校の武蔵大学に移すことになったのですが、この辞職とクラス移動の経緯について皆さん興味があるらしいので、学生に迷惑がかかるなどの差し支えが無い範囲で簡単に説明しようと思います。めちゃめちゃ長いので、イントロのあと3つの節に分かれています。 ・イントロ まず、私は2013年に留学を終えて日本に帰ってきてからずっと東大駒場で英語の非常勤をしており、最初の二年は英語一列、今年は実験的な科目としてウィキペディアン養成セミナーをやっていました。学部から博士の一年まで東大駒場に所属していたので、英語一列には院生の時からTAとして関わっていました。去年からは武蔵大学に専任講師として就職したので非常勤先は辞めても良かったのですが、図書館とデータベースが使えること(これは研究者にとっては大変大事で、給料なんかより
この記事は退学 Advent Calendar 2015一部として書かれました。 平凡に生きていた。 大学生のころは無難に生きていた。 プログラミングに興味があってそれっぽい大学のそれっぽい学部に入ったが、 気づけばラグビー部にはいって体育会系の真似事をしていた。 もともと自律神経が弱く週五回ある練習の四回でるぐらいで体調を崩した。 そういったことが元で、二年生のとき少し疲れてしまって、短期休学をしていた。 体調は一度崩してしまうとなかなかもとにはもどらない。 最終的に部活は研究室に専念するために三年いっぱいでやめた。 研究室に入ってからはより本来大学でやりたかった勉強をやりはじめた。 学部の授業には真面目に出ていたし、内容も真面目に勉強していた。 プログラミングは趣味で続けてはいたが、趣味のレベルだった。 なので自分の求める研究のようなものはできなかったように感じる。 しかしそう言うと語
平成23年度農林水産省産地収益力向上支援事業全国推進事業(みつばち安定確保支援事業)の援助により、養蜂家向け養蜂マニュアルⅡ、施設園芸農家向け「ミツバチにうまく働いてもらうために ハウスでの花粉交配(ポリネーション)用ミツバチの管理マニュアル」と女王蜂の作り方についての動画を作成しました。 「平成23年度専門委員会会員名簿」 1.養蜂家向け養蜂マニュアルⅡ 内容 女王バンクによる長時間の女王維持 交尾率の向上 女王作成カレンダー 各地域ごとの養蜂歴 養蜂家向けマニュアル作成検討委員会
ミツバチ不足、病気の蔓延など種々の問題を抱える養蜂産業を研究面からサポートすることを目的として、京都産業大学にミツバチ産業科学研究センターが設置されたのは、2012年6月のことであります。設置以来、4名の教員と2名の研究補助員によってミツバチの生産性向上や病気、養蜂生産物の効能解析について研究活動を行ってまいりました。今回の研究会におきましては、本センターの研究成果の1つとして、ハチミツならびにローヤルゼリーの糖尿病への効果について、実験動物を用いた研究結果を報告させていただきます。 また、本センターの設置趣旨である養蜂産業に密着した話題提供として、芳山三喜雄氏からは、ミツバチの感染病の1つであるヨーロッパ腐蛆病の現状とその防除法についてご講演いただきます。さらに、佐々木正己氏には、採蜜効率を向上させる条件について蜜源植物とハチの両面から長年にわたる研究成果をご紹介いただきます。 早春の京
fuku33さんからご指名いただきました。お題は「努力しなければならないのに方法が分からない」とのこと。先に結論を述べると、目標がはっきりしていて、現状認識もばっちり、自分が動かないと目標実現に近づかないという状況でなければ、別に努力しないでいいんじゃないですか? 広辞苑第5版によると努力とは「目標実現のため、心身を労してつとめること。ほねをおること」とある。「努力しなければならない」という認識があるということは、少なくとも以下の点に関して認識しているはず。 自分/自分が所属する組織には目標がある 現在の状況では、自分/自分が所属する組織はその目標を達成できない 自分が行動しなければ、その目標を実現できない この認識があるとき、はじめて「努力しなければならない」というプレッシャーが発生する(はず)。 もし、目標がはっきりしていないのに「努力しなければならない」と思っているならば、本当に努力
最近このような記事を読みました。 「世界最先端の教育はこんなことになっている! 日本とは何もかもが絶望的に違う・・・」 記事で触れられたシンガポールで私が教育関係の仕事をしていることもあり、興味深く読みました。タイトルや内容の端々で煽るのは美しくないと思うのですが、そこは議論しないことにします。この記事を契機にして「はたして良い教育とは何だろうか」という問いに、自分なりの考えを書きたいと思います。 「教育の目的とは何だろう」という問いの答えは様々ですが、「その後の人生を生きやすく、豊かにすること」というのが私の今の答えです。この答え自体は抽象的で、あまり何も言っていないのですが、抽象的であるがゆえに様々な捉え方ができます。人生を生きやすくする、という方向で考えると、こちらの記事では「具体的な知識やスキルを身につけさせることで、その後の人生を生きやすくしよう」と考えていると解釈しました。一方
卒業していく君へ。 卒業おめでとう。本当は面と向かって言ったほうが良いのだけど先生という立場だと私の発言が思った以上に重くなってしまうので直接君にはいえない。でも、君への言葉を一度形にしておかないと私の頭に一生こびりつきそうなのでここに書かせてもらうよ。 今年、君は卒論に苦しんだね。君が卒論に苦しんだ理由は自分でも分かっていると思うけど、常に外部に正解を求めたことにあるんだ。私が「どうして、それが正しいと思うの?その理由を教えて。」と聞くと、いつも君は表情を凍らせて黙ってしまったね。何度も何度も「研究には正解とか不正解とかない。誰も答えを知らないから研究になっているんだ。だから、自分の主張をとりあえず述べて、相手の反論が正しいと思えてから自分は間違っていたと考えれば良いんだよ。」と伝えたのだけど、最期最後まで君は自分の主張の正しさを自分の言葉で言えず、常に私の保証を求めたね。はっきり言って
一度大学・大学院を修了した後に、研究職以外に就職した技術者は論文を書かなくなる事がほとんどだと思います。 僕は、一度インターネットのウェブサービスに関する企業で技術者をした後に、大学院に入りなおして同様の分野で論文を書き、現在再度技術者をやっているわけですが、技術者でも論文を書くメリットが ある と思っています。 以降でメリットについて述べますが、これらのメリットをまとめて手軽に享受できるツールって他にあんまりないんじゃないか(僕が思いつかないだけかも)と思ったので、この記事を書くに至りました。 というわけで、それを簡単にまとめます。 技術者が論文を書くメリット まずはざっと箇条書きします。 自分の考えた技術や既存の技術の調査、比較の試行錯誤を丁度良い分量でまとめられる 良い文章構成になるような書き方の知見が溜まってるので書きやすい 書き方の知見にのっとって文章にまとめることで、頭の中や提
「博士課程は職業・日独シンポジウムで日本の遅れ浮き彫りに」という報道が加納学教授のツイッター経由で話題になっていたので、私が感じていることを少し述べたい。 ちょっと待て。日本側参加者が、博士課程学生は授業料免除で職業人として報酬を得ていることに驚いていたって、それを知らなかったことに驚くわ。 → 「博士課程は職業 日独シンポジウムで日本の遅れ浮き彫りに」 | SciencePortal http://t.co/R3mxaFTLtY — Manabu KANO (加納学) (@DreamChaserJPN) September 11, 2015 1.米国の博士課程院生の社会的な立場 私は日本で社会人を経験した後、米国の博士課程に進学し、米国で就職して現在に至っているが、11年間の米国生活の中で一番嬉しかったのは、初めてTA(ティーチング・アシスタント、主に学部生の演習の授業を受け持つ)の契約
数少ない大学の同期でアカデミアへ進んだ友人が、アカデミアを去った。 稀代の天才、とまではいかないものの、真摯に実験に取り組み、着々と手堅いいい仕事を論文として世に出して行く切れ者だった。何より彼には研究に対する人一倍の情熱があった。「俺は今、これを知りたいんだ!」と合うたびに現在のテーマについて嬉々として語る彼に、僕は憧れもしたし、こいつとポストを争うのか、という絶望感すら覚えたものだ。 実際、彼の経歴も業績も常に輝かしかった。 学生時代から頭角を現し、滞りなく学位を取ると、颯爽と海外に留学して帰国と同時に某旧帝大にポストを得た。絵に描いたような経歴だった。 研究者としてのみならず、性格も温厚で闊達、おまけに面倒見も良いことで知られた彼は、当然のごとく周りからも祝福され、「彼ならいい先生、いい研究者になるよ」と誰もが彼の未来を信じて疑わなかった。 しかし、今思えば、その頃から彼と会った時に
Ikegami Daisuke @DaiskeIkegami 大分遅れたけど,D進すべきかどうかという話,どんな仕事をすることになっても,どんな生活レベルになっても,一生数学を続けていきたい,と思っているのなら,すればいいんじゃないかな,と思う。 2014-04-23 22:44:40 Ikegami Daisuke @DaiskeIkegami 僕が修士のときは,D進すべきかどうかでは迷わなかった。留学すべきかどうかでは迷っていたけど。今振り返ってみると,迷わなかった理由は以下の二つだと思う。1. 学部生のときにある程度の覚悟ができていた。2: 修士のときの先生方・先輩方が,そういう不安で暗い部分を一切僕に見せなかった。 2014-04-23 22:47:43 Ikegami Daisuke @DaiskeIkegami 1. について,自分の学部4年のときの雑記の一部を振り返ってみる:
「研究ごっこ」の見分け方のポイントを教えてください。 プロの学者はアマチュア研究家を見下しすぎではありませんか? 一生懸命研究している熱意をもっと認めてあげるべきではありませんか? 素人の「研究ごっこ」にいちいち目くじらを立てるのは大人げないのではありませんか? アカデミズム罵倒はいけないことのように言っていますが、これこそ「アカデミズムは絶対だ」という権威主義なのではありませんか? プロの学者はどうして博識を笠にきてアマチュアをいじめるのですか? プロの学者の方こそ一つの立場に固執して「狂信的」なのではありませんか? 自称「研究家」が狂信的になるのは、むしろアマチュアの研究に目もくれようとしないアカデミズムの閉鎖性が原因なのではありませんか? 不利な条件のアマチュアにプロと同じルールで研究しろという方が無理ではありませんか? アマチュアにはハンデを認めてもいいのではありませんか? ロマン
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