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envとBookに関するtakuya-itohのブックマーク (9)

  • 「人間」であり続けるために:原発危機のいま読みなおすリスク社会論

    福島第一原発事故の長期化に伴う混乱は、政局も巻き込んでいよいよ混沌としてきました。私たちの“安全”に関する切迫した問いの数々――「どの程度の放射線量であれば安全か」「いかなる基準を満たせば原発を再稼動しても安全か」「どの程度の予備電力があれば原発を止めたままでも安全か」をめぐって、いかなる見解を表明しても対立する陣営から(親原発/反原発に)“偏っている、中立でない”というレッテルを貼られる状態が続き、多くの人々が“結局のところ、なにが真実なのか皆目わからない”という不安に包まれています。書はリスク社会学の第一人者ウルリッヒ・ベック(※)による、そのような状況を予見していたともいうべき講演の記録です。 著者ベックの議論は一般に、純粋な自然災害でありその発生に人間は責任を負わない「危険」(danger)と、逆に人間自身の営みが関与するがゆえに、人間が責任を負わなければならない「リスク」(ri

    「人間」であり続けるために:原発危機のいま読みなおすリスク社会論
  • [書評]“不機嫌な”太陽 気候変動のもうひとつのシナリオ(H・スベンスマルク、N・コールダー): 極東ブログ

    書「“不機嫌な”太陽 気候変動のもうひとつのシナリオ」(参照)は、いわゆる「スベンスマルク効果」として「地球温暖化懐疑論」の文脈で日でも名前がしばしば取り上げられることもあった、ヘンリク・スヴェンスマルク(Henrik Svensmark)氏と、New Scientist誌の編集長やBBC科学番組の脚なども担当したナイジェル・コールダー(Nigel Calder)氏の共著である。 私の知る範囲では、スヴェンスマルク氏の著作の邦訳は今回が初めてあり、スヴェンスマルク氏自身が自説をどのように考えているのかについて知る上で、第一次資料となるべき著作である。これを日人も平易に読めるになったのは好ましいことだと思う。出版社も天文学や海洋学など自然科学書籍を専門に扱っている恒星社厚生閣(参照)であり、翻訳も自然科学の背景を持つ翻訳者によってなされ、宇宙物理学者で著名な桜井邦朋氏の監修も入ってい

  • 「グリーン革命」 - Good Stuff

  • 日はまた昇らずにはいられない - 書評 - 脱「ひとり勝ち」文明論 : 404 Blog Not Found

    2009年06月05日00:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 日はまた昇らずにはいられない - 書評 - 脱「ひとり勝ち」文明論 ミシマ社より献御礼。 脱、「ひとり勝ち」文明論 清水浩 初出2009.06.01; 販売開始まで更新 オビより - ジュンク堂書店池袋店 大内達也氏 素晴らしい、の一言に尽きる。 このはただのではない。という形を取った "未来"であり、希望である。 ぐぬぬ、台詞取られた。 まだ六月が始まったばかりなのに、六月のベストはこれで決まりではないかというほどのスゴ。「爆笑問題のニッポンの教養」で「ずいぶんtalkがうまい人だな」とは思ったが、speechはさらにそれを上回る。 書「脱、「ひとり勝ち」文明論」は、世界最速の電気自動車eliicaを作った著者が、中学生にもわかるぐらい簡単に、かつ博士でも納得せざるを得ないぐらい論理的に、冷静に熱弁を

    日はまた昇らずにはいられない - 書評 - 脱「ひとり勝ち」文明論 : 404 Blog Not Found
  • Al's Journal : Climate and Security

    takuya-itoh
    takuya-itoh 2009/01/08
    『 The Age of Consequences: The Foreign Policy and National Security Implications of Global Climate Change』
  • 地球はとにかく頭が冷える良本 - 書評 - 地球温暖化の予測は「正しい」か? : 404 Blog Not Found

    2008年12月19日17:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 地球はとにかく頭が冷える良 - 書評 - 地球温暖化の予測は「正しい」か? 化学同人竹内様より献御礼。 地球温暖化の予測は「正しい」か? 江守正多 (DOJIN選書 20) 今のところ「面白い」という点で外れが一冊もないというDOJIN選書だが、「役に立つ」という視点も加えると「ここ数年のうち」最も読んでおくべきなのが書ではないか。 書「地球温暖化の予測は「正しい」か?」は、気候シミュレーションの第一線で研究している著者が、気候シミュレーションとはなにか、気候シミュレーションはどうやって地球温暖化という予測を出したのか、そして今後気候シミュレーションはどうなっていくのかを、研究者ならぬ一般人にもわかりやすく、しかし要点を落とさずに書いた一冊。 目次 - KAGAKUDOJIN BOOKSELLより 第1章 地

    地球はとにかく頭が冷える良本 - 書評 - 地球温暖化の予測は「正しい」か? : 404 Blog Not Found
  • 404 Blog Not Found:s/と一緒に/の前に/g - 書評 - 地球と一緒に頭も冷やせ!

    2008年07月02日17:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech s/と一緒に/の前に/g - 書評 - 地球と一緒に頭も冷やせ! ソフトバンク クリエイティブ上林様より献御礼。いつもありがとうございます。 地球と一緒に頭を冷やせ! Bjorn Lomborg / 山形浩生訳 [原著:Cool It] 地球温暖化について、今後書を読まずにして語るべからずと断言できる良著。Amazon経由で買うと明らかにCO2が増えるのだけど、大丈夫、それくらいきちんと元がとれますよ。 書「地球と一緒に頭を冷やせ!」は、地球温暖化対策反対論ではない。不要論でもない。ましてやAl Goreをはじめとする地球温暖化対策推進派を誹謗するでも中傷するでもない。 書はあくまでも「そのやり方だと、骨折り損のくたびれ儲けになっちゃう可能性がありますよ」と、現時点での提案を見積もった上で、「こういうやり

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    takuya-itoh
    takuya-itoh 2008/07/02
    "本書を読まずにしてかたるべからずと断言できる良著。""本書を無視するのは不都合な真実というもの。"
  • ユメのチカラ: Googleを支える技術

    Googleという不思議なサービスを提供するそのコンピュータシステムの内側に公開された資料だけを利用して迫った良書である。 Internetの向う側のGoogleというシステムについて、われわれは日々利用しているにもかかわらず殆ど何も知らない。少なくともわたしは技術的な側面について殆ど何も知らない。神秘的な、都市伝説的なもの、例えば、20%ルールとか、そんなことぐらいしか寡聞にして知らない。 書はGoogleの分散ストレージ(GFS/BigTable/Chubby)、分散データ処理(MapReduce/Sawzall)、運用コスト、開発体制などについて公開された論文などを引きながら解説している。 コンピュータシステムというのは極論すれば、いかに速くするか、いかに安くするかという2軸で発展してきたようなものだから、Googleという巨大システムをどのようにエンジニアリングするかという観点か

    takuya-itoh
    takuya-itoh 2008/06/19
    "今後はメモリ空間はまあそこそこあるとして、消費電力をどう効率的に利用するか、省電力プログラミングが求められてきている""省電力プログラミングというパラダイムをそろそろ真面目に考えないといけない"
  • 人類が消えた世界 - 情報考学 Passion For The Future

    ・人類が消えた世界 Amazon.comベストブック2007の第1位、Times誌が選ぶ2007年ノンフィクション第1位に選ばれ200万部を突破した米国の大ベストセラー。 人類がある日突然地球上からいなくなったとしたら、世界はどう変わっていくかをシミュレーションされている。数日後にはメンテナンスを失った排水機能が麻痺して、ニューヨークの地下鉄は水没する。2,3年後には下水道やガス管が破裂する。5から20年後にはボルトが劣化して木造住宅やオフィスビルが崩れ始める。200年や300年もすればブルックリン橋のような建築も崩落する。世界は野生動植物のものに戻るが1万5千年後には氷河期ですべては凍りつく。そこには人類が不在の未来史10万年、100万年、数億年先になにが起こるかが描写されている。 このはサイエンスフィクションではなくて、ドキュメンタリであり、人類が地球環境に与えている負荷の大きさを知

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