コーヒーは世界でもっとも人気のある飲み物の1つですが、その健康への影響はまだ完全に理解されていません。 コーヒーの影響に関する研究は、主にカフェイン摂取に伴う心肺機能や脳の健康について関心が向けられています。 南オーストラリア大学(UniSA)の新しい研究は、英国バイオバンク(UK Biobank)の大規模データを用いた調査から、コーヒーを1日6杯以上飲む人は、そうでない人と比べて認知症リスクが53%も増加したと報告しています。 こうした大規模調査は、主にデータの関連性を調べるものであり、メカニズムは把握されていませんが、安易に無視はできない結果です。 研究の詳細は、科学雑誌『NutritionalNeuroscience』に6月24日付で掲載されています。