柔道女子の日本代表の強化合宿で監督などから暴力行為があった問題で、オリンピックの女子柔道で2度金メダルを獲得した、生活の党の谷亮子参議院議員は国会内で記者団に対し、「事実であれば本当に残念なことだし、非常に心配している。中学生のころから日本代表に20年近くいたが、園田監督は人間性のすばらしい立派な監督だったし、歴代の監督をみても暴行や暴力的な指導は一切なかった」と述べました。 そのうえで、谷氏は「今回の処分は、選手も監督も真剣に取り組んでいるなかで、全日本柔道連盟が決めた賢明な判断だと思うが、これで選手の芽が摘まれたり監督として再建できなくならないよう、すべての人が能力を発揮できる環境を作っていくのが国の責任だ」と述べました。