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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (139)

  • イラストの手書き証明が不可能に? “絵の制作過程”動画を生成するAI 米スタンフォード大の研究者が発表

    PaintsUndoを作成したのは米スタンフォード大学に在籍する研究者のルーミン・チャンさんで、GitHub上でこのプログラムも公開している。チャンさんは「lllyasviel」のハンドルネームで活動しており、自由なポーズをとったキャラクターのAIイラストを生成できる技術「ControlNet」の開発者としても知られている。 チャンさんは「このプロジェクトは、人間の描画行動の基モデルを開発することを目的としている」と説明。「これにより、将来のAIが人間のアーティストの真のニーズにより良く応えることが可能になる」と続けている。 「ユーザーは、このツールを使用して自由にコンテンツを作成できるが、現地の法律を順守し、責任を持って使用することが求められる。ユーザーは、このツールを使用して虚偽の情報を生成したり、対立をあおったりしてはならない。開発者は、ユーザーによる誤用について一切の責任を負わな

    イラストの手書き証明が不可能に? “絵の制作過程”動画を生成するAI 米スタンフォード大の研究者が発表
    tanakaBox
    tanakaBox 2024/07/09
  • 「プッチンプリン出荷停止」はなぜ起きた? “ベンダーのせい”にできない根深き問題

    「プッチンプリン出荷停止」はなぜ起きた? “ベンダーのせい”にできない根深き問題:有識者に聞く(1/6 ページ) 近年、大手企業のERP導入失敗事例として注目を集めたのが「プッチンプリン問題」である。 2024年4月、江崎グリコは基幹システムを独SAPのERPパッケージ「SAP S/4HANA」に刷新する切り替えを実施した。ところが、この切り替えをきっかけにシステム障害が発生。乳製品、洋生菓子、果汁、清涼飲料といった「チルド品」の受発注や出荷業務に影響が出た。その結果、看板商品であるカフェオーレやプッチンプリンなどが出荷できない事態に陥ったのだ。 多くの人は、この問題の原因をベンダーの能力不足や、企業のIT投資に対する姿勢の問題だと捉えているようだ。しかし、ERPのエキスパートである廣原亜樹氏の話を聞くと、実際はそれほど単純ではないらしい。 そもそもERPとは何なのだろうか。なぜ企業はE

    「プッチンプリン出荷停止」はなぜ起きた? “ベンダーのせい”にできない根深き問題
  • 結局、ランサムウェア身代金は支払った方がいいのか? 被害実態から見えた答え

    国内においてランサムウェアの身代金支払いに関する議論が話題を集めている。ランサムウェア対策における身代金支払いの是非について有識者が見解を示した。 ヴィーム・ソフトウェアは2024年6月25日、同社のランサムウェアに関する年次グローバル調査レポート「2024 Ransomware Trends Report」の結果を解説する記者説明会を開催した。 2024 Ransomware Trends Reportは、日も含むグローバルの企業で2023年に少なくとも1度はサイバー攻撃を受けたことがあるCISO(最高情報セキュリティ責任者)やセキュリティ専門家、バックアップ管理者のいずれかを務める1200人のITリーダーを対象に、ランサムウェアの影響や今後のIT戦略、データ保護イニシアチブに関する調査した結果をまとめたものだ。 国内ではKADOKAWAグループのランサムウェア被害が大きな話題を集

    結局、ランサムウェア身代金は支払った方がいいのか? 被害実態から見えた答え
  • 「いきもの電球」京セラが発売 水族館で使われる生体に優しいLED照明を家庭向けに

    京セラは6月17日、LED照明「CERAPHIC(セラフィック)」の新製品として、植物や魚の育成と鑑賞に特化した個人向け商品「いきもの電球」を発表した。24日に発売予定で、直販価格は1万7600円。 白色で色温度4000K(ケルビン)の“昼下がりの光”、昼白色5000Kの“日中の太陽の光”、そして昼光色6500Kの“曇りの日の光”の3種を用意。一般的なE26口金に装着できる。定格寿命は3万時間(設計値)。3年間の保証が付く。 一般的なLED照明は、赤、緑、青(RGB)の光を混ぜたり、青色LEDを黄色蛍光体で覆ったりすることで白色の光を表現するが、CERAPHICは紫色LEDとRGB蛍光体を使用。これにより1つのチップの中にあらゆる光の波長を含めることができ、自然光に近似した、生体に優しく鮮やかな光になるという。 京セラはこのLED照明をCERAPHICブランドで2006年から業務用に展開し

    「いきもの電球」京セラが発売 水族館で使われる生体に優しいLED照明を家庭向けに
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    tanakaBox 2024/06/26
    欲しい。
  • 先延ばし癖、楽観的になれば改善する? 東大の研究

    研究では、過去・現在・未来にわたる時間軸でのストレスを測定し、時系列順に並べたものを「時系列的ストレス観」と定義。4種類に類型化し、それぞれについて先延ばし癖との相関を調べた。 時系列的ストレス観は、「未来にいくにつれてストレスは減る」と考える「下降型」、「未来にいくにつれてストレスが増える」と考える「上昇型」、「今が1番ストレスが低くて、そこから離れるにつれてストレスが増える」と考える「V字型」、「過去のある1点でストレスが1番高く、そこから未来にいくにつれてストレスは減る」と考える「への字型」の4種類に分かれた。 中でも「下降型」グループは、深刻な先延ばし癖を持つ人の割合が低いことが判明。「今よりも未来のストレスが増えることはない」という、未来に対する楽観的な見方を持つことが、深刻な先延ばし癖を減少させる可能性が示されたとしている。 また、時間軸と幸福度を測定し、時系列順に並べた「時系

    先延ばし癖、楽観的になれば改善する? 東大の研究
  • 音楽生成AI「Suno AI」が話題、文章から楽曲を瞬時に作成 プロの音楽家も「これはヤバい」と驚愕

    音楽生成AI「Suno AI」がX(旧Twitter)上で話題になっている。歌詞や曲調を文章で指示するだけで音楽を自動生成するサービスで、PCやスマートフォンのWebブラウザ上から利用できる。生成した音楽の出来栄えには、プロの音楽家からも驚きの声が上がっている。 Suno AIは、米国を拠点とする音楽家とAIの専門家たちからなる米Sunoが運営するサービス。開発者の中には、米MetaやTikTokを運営する中国ByteDanceなどに所属していた人たちもいるという。利用にはGoogleMicrosoftDiscordのアカウントが必要で、12月14日時点ではβ版を提供中。1日5回まで無料で音楽を生成できる他、有料プランもある。 早速使ってみた そのお手並みは? 記者も試しに利用してみた。メニューにある「Create」を押し、「記事を書くのがはかどる音楽を作成してください」と指示を入れた

    音楽生成AI「Suno AI」が話題、文章から楽曲を瞬時に作成 プロの音楽家も「これはヤバい」と驚愕
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    tanakaBox 2023/12/18
  • Amazon、生成AIスキルを習得できる無料講座を「AI Ready」で提供へ

    Amazonは、生成AIスキルを習得できる無料の8つの講座をAWSで提供すると発表した。2025年までに世界中の200万人にAIスキルのトレーニングを無料で提供するとしている。 米Amazon.comは11月20日(現地時間)、新たな取り組み「AI Ready」を発表した。2025年までに世界中の200万人にAIスキルのトレーニングと教育を無料で提供することを目指す。まずはAIのスキルアップを支援する8つの無料コースを開設した。 新コースは基礎から上級まであり、企業幹部や技術者向けのコースをAWS EducateとAWS Skill Builderで受講できる。コースの詳細についてはプレスリリースを参照のこと。コースは英語だが日からも受講可能のようだ。 Amazonによると、AWSのプログラムでは、既に2100万人がクラウドコンピューティングのスキルを学んだという。 また、AI Read

    Amazon、生成AIスキルを習得できる無料講座を「AI Ready」で提供へ
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    tanakaBox 2023/12/06
  • 京都市のふるさと納税に「ヒラギノフォント」登場 6書体12フォントの永年ライセンス

    SCREENグラフィックソリューションズは9月4日、京都市のふるさと納税返礼品として「ふるさと納税パック ヒラギノ基6書体」を登録したと発表した。寄付金額は6万円で、寄付完了から1~2週間以内に発送するという。 macOSの標準フォントになっている「ヒラギノ角ゴシック体 W3/W6/W8」「ヒラギノ丸ゴシック体 W4」「ヒラギノ明朝体 W3/W6」の6書体12フォントをCD-Rに収録した。フォーマットはOpenTypeで、JIS2004字形対応版フォントに加え、従来版のJIS90字形対応版フォントも同梱。 JIS2004字形対応版フォントは、異体字の相互運用を目的としたIVSにも対応する。 同社は「高品質で視認性が高く、ウエイト(太さ)の使い分けも可能なため、ビジネス文書やプレゼンテーション、店頭POPなど、幅広い場面で活用できる」と説明している。 ヒラギノフォントは、SCREENグラフ

    京都市のふるさと納税に「ヒラギノフォント」登場 6書体12フォントの永年ライセンス
  • ちゃんと読める? イラスト化したQRコードを生成するサービス登場 生成AIを利用 1枚300円から

    広告会社のリメインイン(東京都港区)は6月13日、AIを使ったQRコード生成サービス「DRコード」を始めると発表した。生成AIで出力したイラストや写真と、WebサイトやSNSなどのURLを組み合わせてオリジナルのQRコードを生成できるという。価格は1枚300円からで、AIベンチャーの合同会社キエイと共同で提供する。 9つのデザインと好きなURLの組み合わせができるプランでは1枚300円、10枚1000円、100枚1万円で提供。オリジナルデザインでQRコードを作りたい場合、1枚4万8000円となる。修了することで「AI生成画像を自由に出力できるようになることを約束する」という「DRコード作成AIセミナー」も開催する。ただし参加費は9万8000円となる。 誤り訂正機能に優れるQRコードだが、生成した画像は通常のQRコードと比較すると、読み込み精度が劣化しており、数秒の読み込み時間がかかるという

    ちゃんと読める? イラスト化したQRコードを生成するサービス登場 生成AIを利用 1枚300円から
  • 「ああああ」はもう要らない Wordでダミー文章を生成するには「=○()」

    複雑化が進むIT業界。新卒や他業界からの転職組では、PCやソフトウェアの使い方、業界用語などで分からないことも少なくない。連載では、デキるITビジネスパーソンなら誰もが知っている基礎知識をクイズ化。仕事を円滑化するヒントとして発信していく。 Q.Wordでダミー文章を生成するには「=○()」と入力。○に入るのは?

    「ああああ」はもう要らない Wordでダミー文章を生成するには「=○()」
  • ラズパイでメッシュネットワークを作成する 準備編その1

    家庭向けネットワーク製品──いわゆるWi-Fiルーターでもアクセスポイント型ではなく、メッシュネットワークを構築してシームレスなネット環境を作る製品も増えてきました。 しかしメッシュネットワーク対応の製品は、アクセスポイント形式の製品よりもまだ高価です。以前「ラズパイを無線LANルーター化する ~アクセスポイント編~」「ラズパイを無線LANルーター化する ~ブリッジモード編~」でルーターやアクセスポイントとして利用する方法について紹介しましたが、ラズパイでもメッシュネットワークを構築することは可能です。 そこで今回はその発展系という意味で、GitHubに掲載されている内容を元に、ラズパイを使ったメッシュネットワークの構築についてご紹介していきます。 ラズパイの準備 それではメッシュネットワークを作り上げるための準備から行っていきましょう。今回使うラズパイですが、無線LAN側はアクセスポイン

    ラズパイでメッシュネットワークを作成する 準備編その1
  • 新社会人の君に捧ぐ、Microsoftが勧める「時短できるExcelショートカットキー」50選

    新社会人の君に捧ぐ、Microsoftが勧める「時短できるExcelショートカットキー」50選:明日から使えるITトリビア 4月を迎え、たくさんの新社会人が新たな一歩を踏み出した。いまやIT企業でなくともPCを使った業務は当たり前のようにあり、中でもMicrosoftの表計算ソフト「Excel」は、売上などの管理によく使われるため、多くの人が業務で利用することになる。 そんなExcelユーザーのために、Microsoftは「時間を節約できる50個のExcelのショートカットキー」を公開している。この記事では、そこで紹介されているショートカットを紹介する。なおこれらのショートカットは、US配列のキーボードをベースにしている。JIS配列で異なるものや、被りがあるものには注釈を付けた。 よく使うショートカット (1)Ctrl+W→「ブックを閉じる」 (2)Ctrl+O→「ブックを開く」 (3)C

    新社会人の君に捧ぐ、Microsoftが勧める「時短できるExcelショートカットキー」50選
  • “自社DB破壊&身代金要求”に直面してfreee経営層が気付いた3つの課題 佐々木CEOに聞く

    「『この訓練をされたら嫌だな、やられたくないな』と思っていたものが来た」──クラウド会計ソフトを提供するfreeeの佐々木大輔CEOは、同社が2021年10月に実施したクラウド障害訓練をこう振り返る。訓練では、社内チームがわざとAWS上のDBからデータを盗み出し、バックアップを消した上で、自社のCEOに社内SNSを通して身代金を要求。経営層を含め、全社で解決に向け対応した。 結局は数時間で解決できたものの、いくつか反省点もあったと佐々木CEO。全社を巻き込む訓練を通じ、freeeの経営層はどんな教訓を得られたのか。 特集:DXでリスク増大 経営層が知っておきたい情報セキュリティの課題と対策 デジタル庁の創設や印鑑・FAXの見直しなど、官民でDXが進んでいる。一方、DXによる利便性の拡大は常に情報セキュリティのリスクを伴う。そこでポイントになるのが、経営層や管理職によるセキュリティへの理解と

    “自社DB破壊&身代金要求”に直面してfreee経営層が気付いた3つの課題 佐々木CEOに聞く
  • “PC”あるいは“Personal Computer”と呼ばれるもの、その変遷を辿る

    RISCの歴史Apple Siliconの歩みを語ってきた大原雄介さんのコンピュータ歴史連載、テーマはズバリ「PC」だ。

    “PC”あるいは“Personal Computer”と呼ばれるもの、その変遷を辿る
  • Intelのさらなる“やらかし”と、Intelが主導するPCアーキテクチャの終わり

    Intelのさらなる“やらかし”と、Intelが主導するPCアーキテクチャの終わり:“PC”あるいは“Personal Computer”と呼ばれるもの、その変遷を辿る(1/3 ページ) 昔ながらのIBM PCPC/AT互換機からDOS/Vマシン、さらにはArmベースのWindows PC、M1 Mac、そしてラズパイまでがPCと呼ばれている昨今。その源流からたどっていく連載。第14回のトピックは、前回に引き続き、Intelのやらかしについて。 第1回:“PC”の定義は何か まずはIBM PC登場以前のお話から 第2回:「IBM PC」がやってきた エストリッジ、シュタゲ、そして互換機の台頭 第3回:PCから“IBM”が外れるまで 「IBM PC」からただの「PC」へ 第4回:EISAの出現とISAバスの確立 PC標準化への道 第5回:VL-Bus登場前夜 GUIの要求と高精細ビデオカー

    Intelのさらなる“やらかし”と、Intelが主導するPCアーキテクチャの終わり
  • PC選ばずサクサク動画編集 Microsoftが買収したオンライン編集ツール「Clipchamp」を試す

    PC選ばずサクサク動画編集 Microsoftが買収したオンライン編集ツール「Clipchamp」を試す:小寺信良のIT大作戦(1/3 ページ) 米Microsoftは11月2日(現地時間)、技術カンファレンス「Microsoft Ignite」にて、オンライン動画編集ツール「Clipchamp」を発表した。とはいえClipchampは新規開発されたものではなく、すでに展開されていた事業を9月にMicrosoftが買収したものである。買収後も変わらずサービス提供が続いているが、今回改めてMicrosoftファミリーとして紹介されたことで、注目が集まっている。 かつてWindowsには「ムービーメーカー」という動画編集ツールがバンドルされていた。しかしWindows Vista以降は標準バンドルではなく、別途無料ダウンロードという形をとっていた。無料公開は2017年1月まで続いたが、それ以降

    PC選ばずサクサク動画編集 Microsoftが買収したオンライン編集ツール「Clipchamp」を試す
  • 生物の先祖はどうやって増殖する能力を得たのか 100年前の仮説を広島大が初解明

    広島大学の研究チームは9月24日、生物の先祖がどのように増殖する能力を得たのかを実験を通して解明したと発表した。太古の地球で原子生物につながったとされる分子の集合体が増殖する過程を初めて解明したという。 生命の始まりを論ずる仮説に「化学進化」がある。これは、単純な小さい分子から複雑で大きな分子ができ、それらが集まって増殖する分子集合体になり、生命誕生の出発点になったとするもの。ロシアの生化学者であるオパーリンが1920年代に提唱し、高校の生物の教科書でも紹介されている。 現在まで、この仮説を実証する研究が進められてきたが、小さな分子から増殖する分子集合体がどのように作られたのかは約100年間解明できず、「化学と生物学の溝」となっていたという。 この謎を解明するため、研究チームが注目したのは環境の違いであった。これまでの研究では、小分子から高分子を作る環境は高温・高圧で、高分子から分子集合体

    生物の先祖はどうやって増殖する能力を得たのか 100年前の仮説を広島大が初解明
  • 水滴をロボット化し、磁石で操作 毎秒2mで移動しホコリを掃除

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 香港城市大学と中国科学院の研究チームが開発した「Bioinspired magnetically driven liquid manipulation as microrobot」は、磁石を使って水滴を移動させるシステムだ。水滴の中に置いた小さな鉄のビーズを水滴ごと磁石であらゆる方向に動かせる。 液体の動きを制御する従来の方法としては、疎水性(水と混ざりにくい)の高い表面から、親水性(水に混ざりやすい)の高い表面に流す手法や、熱や光などの外部刺激を利用して液体の動きを誘導する手法などがあるが、移動速度が遅くなりがちで、途中で止めることもできない。 このシステムでは、親水性コーティングした小

    水滴をロボット化し、磁石で操作 毎秒2mで移動しホコリを掃除
  • この3年で4回の著作権法改正、いったいどこがどう変わったのか 忘れられがちな改正内容を整理する

    TPPの頃は著作権議論もかなり盛り上がって、大いに注目を集めたものだが、昨今はもう著作権どころではなくなっていて、改正もあまり話題にならないところである。そこで今回は、平成30年からの4回の改正ポイントのうち、主だったところを整理してみたいと思う。 この記事について この記事は、毎週月曜日に配信されているメールマガジン『小寺・西田の「マンデーランチビュッフェ」』から、一部を転載したものです。今回の記事は2021年8月1日に配信されたものです。メールマガジン購読(月額660円・税込)の申し込みはこちらから。さらにコンテンツを追加したnote版『小寺・西田のコラムビュッフェ』(月額980円・税込)もスタート。 大胆に変わった平成30年改正 まず平成30年の、通常の著作権法改正内容から見ていくと、以下の4点が柱になる。 デジタル化・ネットワーク化の進展に対応した柔軟な権利制限規定の整備(第30条

    この3年で4回の著作権法改正、いったいどこがどう変わったのか 忘れられがちな改正内容を整理する
  • 元素の「周期律」にほころび? 金属元素「ドブニウム」が金属の性質持たず

    重い金属元素「ドブニウム(Db)」の性質を調べた結果、周期表から予想できる性質に反して金属的な性質を失っていることが分かった──日原子力研究開発機構が、7月7日にこんな研究結果を発表した。この元素の化合物を分離して調べたのは世界で初めてのことで、今回分かった性質から、いまだに完成していない周期表の理解が進むことが期待できるという。 ドブニウムは1967年に発見された、原子番号105番の元素。核融合反応で人工的に生成できるが、生成率が5分当たり1個と低いことと、寿命(半減期)が約30秒と短いため、実験で扱うのが難しく、その化学的性質は明かされていなかった。 研究チームは、同機構の加速器を使ってドブニウムを合成し、独自に開発した分離装置によってドブニウムの純粋な化合物を分離。この化合物と、ドブニウムと同じ周期表第5族の元素(ニオブやタンタル)の化合物について、気体になりやすさを比較したところ

    元素の「周期律」にほころび? 金属元素「ドブニウム」が金属の性質持たず