ちょっと更新間隔が空いてしまいましたね。いろいろと予定があったり、暑さに負けたり(笑)していたのが主な原因ですが…。 あと、NettyがそろそろVersion 4を出しそうな雰囲気なのですが、Alpha1からまだしばらくかかりそうなので、方向を変えてGradleを触ってみることにしました。 GradleもVersion 1が(執筆時点では、1.1まで進んでましたが…)リリースされて、なぜかScalaのサポートまで標準で取り込まれているみたいなので、触ってみようかなぁと前々から思っていましたので。 じゃ、やってみましょう。なお、このエントリで扱うGradleのバージョンはGradle 1.1になります。 Gradleとは? Groovy界隈で、有名なビルドツールです。プロジェクト管理ツール的な感じでもあるので、JavaでのMaven、Scalaでいうsbtに相当します。最近では、OSSのプロ
はじめに Gradleは、Javaの開発者を対象にしたビルドツールです。 また、Gradleの情報源は、Gradle User Guide (翻訳版はこちら)という素晴らしいものがすでにあります。 今回のコラムでは、Javaの開発にターゲットを絞り、すぐ使えて実際の開発現場へ適用できることを目的とした、ビルドツールGradleのスタートアップガイドを紹介していきます。 ご自身や周りで、次のような方がいらっしゃいませんか? AntやMavenなどのビルドツールを使っていない AntやMavenを使っているが、XMLに苦しめられている 私はプログラマだ Groovyに興味はあるが、導入のきっかけがない
Javaによるソフトウエア開発でよく使われるオープンソースのビルドツールには、米Apache Software Foundationが開発する「Apache Ant」(http://ant.apache.org/)や「Apache Maven」(http://maven.apache.org/)、米Gradlewareが開発する「Gradle」(http://www.gradle.org/)がある。ここでビルドツールとは、コンパイルやテスト実行、パッケージング、デプロイといった開発作業を自動化するツールのことである。 従来は、柔軟性を備えるAntが広く使われてきた。ただし、処理の記述量が膨大になりがちなため、近年はより効率的にビルド作業が行えるMavenが普及し始めた。また、柔軟性と効率性を併せ持つGradleの1.0版が2012年6月にリリースされ、注目を集めている(図1)。 そこで、M
Copies of this document may be made for your own use and for distribution to others, provided that you do not charge any fee for such copies and further provided that each copy contains this Copyright Notice, whether distributed in print or electronically. このドキュメントは、個人利用目的および第三者に配布するためにコピーして使用できます。ただし、印刷するにせよ電子媒体を使用するにせよ、以下の点に留意してください。どのような形態であれ使用料を課さないこと。また、このコピーライト条項を配布物に含めること。 例目次 6.1. 初めてのビルドス
昨日、@irofさんと飲みながら自分を思い返すと「ちゃんとソフトウェア開発を勉強しはじめてから3年間たった」つまり「@bleisさんを知ってからこの5月でまる3年間たった」 それまでの僕はデザインパターンもオブジェクト指向がなんたるかも、バージョン管理もなにも知らなかった。 毎日言われたことをこなす仕事をして、変えたいけど誰も教えてくれないし、学び方すら教えてくれなかった。 それなりに努力してたけど、よくはわかっていなかった。 そんな状態から抜け出したのが3年前。このブログの先頭でも書いた。当時僕は21歳かな。(ちなみに就職したのは19歳のとき) →【このブログをはじめるきっかけ - うさぎ組】 この3年間でやったことをふりかえってみようと思いました。 ちょっとわかりにくいだろうけど、2009年5月からの12ヶ月周期で書いてみます。 こうやって振り返るのはあくまで僕のためであって、何かを誇
このエントリは Java Advent Calendar 2012 の第 1 日目です。 去年の Java Advent Calendar も第 1 日目を書いて、しかも Project Lambda についてでした。 今年も Project Lambda について書くわけですが、去年とはちょっと観点を変えようと思います。 今年の JavaOne で Java SE の一番のトピックといえば、やっぱり Project Lambda だったと思います。実際、Keynote でも Brian Goetz が登壇して Lambda の説明をしていますし、セッションも Lambda だけで 5 つもあったほどです。 実際に Brian Goetz の Lambda のセッションに出て思ったのは、Lambda の言語仕様はほぼ固まったということです。そして、開発の中心は Lambda の実装方法や、
Webシステムを安定稼働させるには、考慮しなければならないことは数々存在する。システムの適切なサイジングを行うことも、その1つだ。 今回は、その中でもJavaVMのメモリのサイジング(見積もり)とGC(ガベージ・コレクション)に着目して説明する。 現象の見え方 今回は、以下の問題についての話だ。 メモリサイジングをミスした場合、業務ピーク時のGCの多発や長期化からこの現象に陥る場合がある。CPU利用率が100%に張り付いて性能が出ない場合は、GCが原因かを疑う必要がある。その場合、まずはGCログを参照し、GCの処理時間や発生頻度から1分ごとのGC処理の占有率を確認してみるとよい。 占有率が大きい場合、アプリケーションの処理やメモリのサイジングを見直す必要がある。以降では、GCを考慮したメモリのサイジングについて説明する。 JavaVMのメモリ空間はどうなっているのか 初めに、Cosmine
Semicolonless Java Java VM上で動くJavaのサブセット Semicolonless Java の公式ページ トップページページ一覧メンバー編集 Hello world 最終更新:ID:0p+U5ZYhtQ 2010年04月01日(木) 17:18:36履歴 Tweet まずは定番のHello worldです。 public class Hello { public static void main(String[] args) { if (null == System.out.printf("Hello world")){} } } Javaと同じく、public static void mainからプログラムは実行されます。ここではJava APIを用いて標準出力にメッセージを出力しています。 Semicolonless JavaからJavaのAPIを呼び出す場
はじめに 2002年、Rod Johnson氏が「実践 J2EEシステム(Expert One on One J2EE Design and Development)」を著した時、Springの名前は、MVCの解説の中で「このフレームワークはサンプルではなく、公開され自由に使えます」といった主旨の文章に続いてひっそりと記される程度の露出しかなかった。 この時、今のようにSpringの名前やSpringに関連したプロダクトがここまで広がるとは誰が予想しただろうか。2010年の現在、Javaのエンタープライズ・システムにおいてSpringは外せないプロダクトとなっている。 本企画では、その巨大になったSpring関連のプロダクトを4カ月間にわたって順に紹介していく。まずは、この後に解説する様々なプロダクトの前置きとして、Springの歴史を追いながら、Springの主なプロダクトにどのようなも
Stephen Colebourne氏が"No more Java 7"を書いて、議論を呼んだことはJava関係者なら記憶に新しいことでしょう。日本でもマイコミジャーナルが"Java 7はいらない?"の題名で、それを取上げたのはいいのですが、Colebourne氏の言いたいことを十分に反映しているとは言い難く、あまつさえ、この記事の執筆者は英語を誤読していると思われる箇所があります(後で、具体的な一例を取上げます)。しかし、日本では殆どの人がこの記事を鵜呑み(殆どの人が氏のブログを読んでいないと思います。)にして、Colebourne氏の心の叫びを「OSS教信者の迷言」とか言って一笑に付した人が多く見受けられました(一流家気取りの何と多いこと)。私は早くから気付いていたのですが、Colebourne氏のブログを誰かが訳せば或る程度は理解されるだろうから、Java信者でもない(どころか、嫌い
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