放送のデジタル化が進み、家庭のテレビでも高画質の映像が気軽に楽しめる環境になってきました。このような状況の中、高画質のコンテンツをそのままの画質で保存したい、いつでも楽しみたい、というニーズが高まってきています(図1)。「放送をタイムシフトする」という文化は、ベータマックスやVHSビデオに始まり、昨今では、DVDを使った録画機器の需要も高まってきています(図2)。ブルーレイディスクは、その特徴を生かして、今後の放送のデジタル化やブロードバンド化により多様化するコンテンツ流通社会において、映像を高品質で保存し、簡便な操作で視聴することができる基盤となる規格です。