デジタルデータは企業の重要な資産で、何らかの原因で失えば企業活動の継続が困難となる程の損失を受ける可能性があるため、対策が必要不可欠だ。とはいえ近年、データ保護の対象となるシステム環境は複雑化しており、しかもデータ損失を生じさせるリスク要因も多様化している。このような状況の中で、企業はどのようにデータ資産やソフトウェア資産を守っていけばいいのか。Dell Technologiesグループの日本法人、EMCジャパンのエキスパートに話を聞いた。 リスクも多様になりデータ保護の要件が複雑化 データは、AIに代表されるデータ活用のテクノロジーが普及するにつれて重要性が増大し、最近では企業の資産の一つとして認識されるようになってきた。したがって、これまで以上に、高度なデータ保護が求められている。 そういった状況の中で、近年ではクラウドの活用が進む一方でオンプレミスにも再び注目が集まり、両方の良さを取