“焼き牛丼”で国民食に参入、三光マーケティングフーズの新たな挑戦(1) - 12/01/06 | 12:03 東京都人形町、昼時にサラリーマンが長い列を作る見慣れない牛丼屋がある。牛丼といっても従来とは一味違う。どんぶり飯の上に乗るのは「煮た」牛肉ではなく、「焼いた」牛肉。「焼き牛丼」だ。 この焼き牛丼屋は「東京チカラめし」。2011年6月、池袋に1号店をオープンしたばかりの新興チェーンながら、11年11月末時点で都内を中心に22店まで急成長。2012年6月末までに50店舗超へと拡大する計画だ。焼き牛丼280円(並盛り)という値頃感が、男性客を中心に支持を集めている。調理器具などを納品する業者は「あっという間に1000店に達する勢いだ」と驚きの声を上げる。 この焼き牛丼チェーンを運営するのは都内中心に150店程度の居酒屋を展開する三光マーケティングフーズ(以下、三光フーズ)だ。同社は過