毎日新聞は26、27両日、安倍晋三首相が衆院を28日に解散する方針を表明したことを受け、緊急の全国世論調査を実施した。現時点での衆院選比例代表の投票先は、東京都の小池百合子知事が代表を務める「希望の党」との回答が18%で、「自民党」の29%に次いで多かった。安倍内閣の支持率は9月2、3両日の前回調査から3ポイント減の36%、不支持率は同6ポイント増の42%で、不支持と支持が逆転した。 自民、希望両党以外の投票先は、民進党8%▽公明党5%▽共産党5%▽日本維新の会3%--など。「支持政党はない」と答えた無党派層では、自民(15%)と希望(14%)が拮抗(きっこう)した。自民党幹部は結果に「希望の数値は思ったより高い」と語った。