「Flash Player」の開発をできる限り急ピッチで進めようとしているAdobe Systemsは、プログラマーがさまざまな新しいオーディオツールを使用できるという「Flash Player 10.3」のベータ版を公開した。 このオーディオ対応機能は、ネットベースの音声通信ソフトウェアを開発するプログラマーにとって非常に便利なものかもしれない。具体的には、ノイズの抑制や反響音の解消、人が話を始めたときや話し終わったときを検知する機能、マイクの音量を補正して声の大きさを一定にする機能などがあるという。Flash製品マネージャーを務めるThibault Imbert氏が米国時間3月7日夜のブログ記事に記している。 しかし、より広い視点で見てみると、今回のバージョンにはFlashの競争力を維持しようとするAdobeの強い姿勢が表れている。Flash Playerは、絶滅の危機と闘っているとま