“公文教育研究会は英語検定事業に参入する。米国に本部を置く世界最大のテスト開発機関、ETS(米ニュージャージー州)と提携し、世界共通の中高生向け英語テストの日本での販売権を取得した。今秋にも中学や高校での受験を始めるほか、学習塾との提携も模索する。3年後に10万人の受験者獲得を目指す。 ETSは英語能力テスト「TOEIC」や「TOEFL」を実施している。昨年、中高生向け世界共通の英語テスト「TOEFLジュニア」を開発。世界への普及を目指している。 TOEFLジュニアはリスニングや文法など3分野で構成するマークシート形式のテスト。まず全国の中学や高校に向けて営業を開始、一般公開テストは来年以降に実施する予定だ。英会話教室や学習塾と提携し、テストを運営する権利を販売することで新たな収益源に育てる狙い。 ”