性的暴行事件などで辞任したストロスカーン前国際通貨基金(IMF)専務理事の後任が近く決まるが、ラガルド仏財務相が目下、最有力候補となっている。 ラガルド氏が23日に米財務省を表敬訪問した際、ガイトナー財務長官は、「強力な指導力と経験を持った極めて優れた候補者だ」と称賛している。長官は専務理事の座を狙うもう一人の候補者、メキシコ中央銀行のカルステンス総裁については、「優れた候補」と述べるにとどまっている。米国の“意中の人”が誰かを疑う余地は少ない。 ラガルド氏の支持取り付けのための諸国行脚は出馬宣言以来、約1カ月に及ぶ。「世界銀行のトップは米国人、IMFのトップは欧州人」との慣例に反発する新興国のブラジル、中国、インドはもとよりサウジアラビア、エジプト、ロシアも訪問した。 中国では、「開放的で透明で国籍から独立というのが自分の原則」と自己紹介。就任の暁には朱民IMF特別顧問の「IMF副専務理
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