和歌山県すさみ町沖にあるソビエトの雄姿! この日は波が荒く、上陸できなかった政府の総合海洋政策本部(本部長・安倍晋三首相)が、22都道府県の158の無人島に名前をつけたのは8月1日のこと。 目的は日本の領海を明確にし、海洋権益を確固とするためだ。中国と領有権争いをしている尖閣諸島で名前のなかった5つの小島もこの措置によって島名が決まり、地図や海図にきっちり記載されることとなった。 これで日本の国益は安泰だ…と、拍手パチパチしながら158の島名を眺めていたら、どうにも違和感のある島名が――。 それは和歌山県すさみ町見老津(みろづ)沖にある「ソビエト」という名の小島、というより5×10mほどの岩礁だ。日本の範囲をはっきりさせるための措置なのに、決まった島名が「ソビエト」って、どういうこと!? ソビエトといえば、1922年に誕生した「ソビエト社会主義共和国連邦」のこと。今のロシアの前身だ。これじ
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